世界遺産の島で子どもを育てる|屋久島の自然が教えてくれること
世界遺産・屋久島という環境
1993年、日本で初めて世界自然遺産に登録された屋久島。樹齢数千年の屋久杉、苔むした森、清らかな水。ここには、本土では味わえない、原始的な自然が残っています。「太古の森」「もののけ姫の森」とも呼ばれる、神秘的な場所です。
そんな屋久島で子どもを育てるということ。それは、自然が「先生」になる子育てです。教科書では学べないことを、自然が教えてくれます。この記事では、世界遺産の島で子育てすることの意味を、お伝えします。「自然の中で子どもを育てたい」と考えている方に、読んでいただきたい記事です。

自然が教えてくれること
「本物」に触れる
テレビや図鑑で見る自然と、実際に触れる自然は違います。木の幹の手触り、土の匂い、川の冷たさ、葉っぱの柔らかさ。五感で感じる「本物」の体験が、子どもの感性を育てます。画面越しではなく、自分の体で感じる。その体験は、何にも代えがたいものです。
「これ、何の木?」「この虫、見たことある?」「この花、いい匂いがする!」。子どもの「なぜ?」に、自然が答えてくれます。図鑑で調べるのではなく、自分の目で見て、手で触って、匂いを嗅いで。それが、本当の学びです。答えを教えられるのではなく、自分で発見する。その喜びを、子どもたちは日々体験しています。
「思い通りにならない」を学ぶ
自然は、人間の都合に合わせてくれません。雨が降れば外に出られない、虫は捕まえられない、花は季節にしか咲かない。そういう「思い通りにならない」経験が、子どもの心を強くします。「なんでできないの!」と泣くこともあります。でも、それも大切な経験です。
都会では、ほとんどのことがコントロールできます。エアコンで温度を調整し、電気で夜を明るくする。ボタン一つで、欲しいものが手に入る。でも、自然の中では、そうはいきません。「待つ」ことを学び、「受け入れる」ことを学ぶ。それが、心の成長につながります。思い通りにならないことを、怒るのではなく受け入れる。その力は、大人になっても役立つはずです。
「生きている」を感じる
森の中には、たくさんの命があります。虫、鳥、動物、植物。すべてが生きていて、つながっている。その中で自分も「生きている」と感じること。それが、命の大切さを教えてくれます。都会にいると、「命」を意識する機会は少ないかもしれません。でも、自然の中では、常に命を感じます。
生き物を見つけて、観察して、大切にする。時には、命が終わる場面を見ることもあります。それも、学びです。命は、永遠ではない。だからこそ、大切にする。そんなことを、自然が教えてくれます。「虫さん、死んじゃった」と悲しむ経験も、命を学ぶ大切な機会です。生と死を身近に感じることで、命の尊さを知ることができます。

屋久島での子育て
屋久島での子育ては、都会とは全く違います。便利さはありません。コンビニも少ないし、娯楽施設もない。習い事の選択肢も限られています。でも、お金では買えない豊かさがあります。世界遺産の自然の中で、子どもがのびのび育つ。それは、親にとっても幸せな時間です。子どもの笑顔を見ていると、「ここに来て良かった」と思えます。
「自然の中で子育てしたい」という思いを持っている方に、屋久島はおすすめの場所です。ここでは、子どもが「子どもらしく」いられる環境があります。走り回っても怒られない、泥だらけになっても大丈夫、大きな声を出しても迷惑にならない。そんな環境が、子どもの心を解放してくれます。子ども時代にしかできない経験を、たっぷりさせてあげられる場所です。
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あゆみの森こども園は、屋久島の自然を活かした保育を行っています。園児と保育士を募集しています。見学も随時受け付けています。
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