【2026年】屋久島の四季と子どもの行事|島ならではの季節の過ごし方

屋久島には屋久島の季節がある

屋久島の季節は、本土とは少しずれています。2月に寒緋桜が咲き、3月にはもう春の空気が漂う。梅雨は5月の終わりから始まり、夏はじっとりとした湿気が島全体を包む。秋はいつの間にか来ていて、冬でも日中は10度を下回らない日が多い。四季があるようでない、でもちゃんと季節は巡っている。そんな島です。

こども園の行事も、この島の季節に合わせて組み立てています。本土の保育園とは少し違うリズムの中で、子どもたちは季節を体で感じながら過ごしています。

青空と緑の葉が美しい屋久島の亜熱帯植物

春:新しい仲間と芽吹きの季節

4月は入園・進級の時期です。新しいクラスになり、新しい友だちが加わります。1歳児の子たちは初めての園生活に戸惑いながらも、少しずつ場所と人に慣れていく。泣いていた子がある日突然、笑顔で「バイバイ」と手を振るようになる。その瞬間は何年やっても嬉しいものです。

屋久島の春は早い。立春の頃にはもう寒緋桜が満開になります。今年も園の桜が咲き始め、卒園児が植えた桜の木には花はまだ咲かないけれど新芽が出ていました。こうして毎年、少しずつ成長していく木を子どもたちと一緒に見守っています。

夏:水と緑がまぶしい季節

屋久島の夏は暑いですが、木陰に入ると涼しい風が吹きます。園庭ではプール遊びや水遊びが始まり、子どもたちの歓声が響きます。亜熱帯の植物が勢いよく茂り、園の周りは一面の緑に包まれる季節です。

夏は地域の行事も盛んです。お盆には集落の盆踊りがあり、子どもたちも浴衣を着て参加します。人口約680人の尾之間集落では、こうした行事を通じて地域全体で子どもを見守る文化が生きています。

秋:体を動かし、実りを味わう

11月にはチャレンジカップ運動会を開催します。当園には発表会がないため、運動会が子どもたちの成長を保護者に見てもらう大きな機会です。地域の方々や来賓も参加して、輪回しの競技では大人たちが童心に返って楽しむ姿も見られます。

食育の面では、ジャガイモ掘りの時期です。春に植えたジャガイモを自分たちの手で掘り起こす。土の中から出てきたジャガイモを見つけたときの子どもの表情は、何とも言えません。収穫したものを給食でいただく。その流れを体験できるのが、小さな園ならではの良さです。

広い園庭で開催されるあゆみの森こども園の運動会や親子レクリエーション

冬:静かな季節の中にある豊かさ

12月には森の活動のファイナルがあります。森の妖精「ムッレ」が園にやってきて、子どもたちと一緒に森で遊ぶ特別な日。「緑・黄・赤の自然物を探せ!」というミッションでは、子どもたちがクロロフィルやカロテノイドの「友だち探し」に夢中になっていました。

お正月にはお正月遊びを楽しみます。羽根つき、福笑い、コマ回し、かるた。ひもコマに何度も挑戦して「回った!」と歓声を上げた子の顔が忘れられません。2月には節分の豆まき。鹿児島では落花生で豆まきをする風習があり、園庭に向かって「おにはそと!」と大きな声が響きます。

そして2月の大きな行事が子どもプロジェクトです。劇やダンス、ジェンベの演奏を保護者に見てもらう機会で、子どもたちはポスターを自分で作り、パン屋ペイタやAコープに自分たちで歩いて届けに行きました。

行事を通じて地域とつながる

屋久島の行事は、園だけで完結しません。運動会には地域の方々が参加し、お正月の図書室のおはなし会では地域の読み聞かせボランティアさんにお世話になります。1月には尾之間図書室の「よんでよんで」おはなし会に参加し、はらぺこあおむしを英語と日本語の両方で読み聞かせてもらいました。園と家庭と地域、三者がつながる機会が行事の中にあるのは、小さな集落ならではのことです。


屋久島の四季を一緒に感じませんか

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