屋久島で子育て移住|窓からモッチョム岳が見える保育園の日常
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窓の向こうにモッチョム岳がある日常
保育室の窓からモッチョム岳が見えます。朝は雲をかぶっていることもあれば、くっきりと稜線が浮かんでいる日もある。ある日の活動前、子どもたちと一緒に窓の外を眺めて「今日は何が見える?」と聞いてみました。「くもがかかってる」「やまがかくれた」「きのうはみえたのに」。同じ山を毎日見ているからこそ、変化に気づけるんです。
その日は絵の具遊びの日でした。モッチョム岳を見てから絵の具に向かうと、何人かの子が青や緑で山のような形を描いていました。指示したわけではありません。窓の外の景色が、自然と手を動かすきっかけになっていた。屋久島で子育てをするということは、こうした日常がすぐそこにあるということです。

移住して子育てをするという決断
屋久島への移住には覚悟がいります。家族や友人と離れる、仕事を変える、生活環境がガラッと変わる。特に子どもがいる場合、「本当にこの子のためになるのだろうか」と何度も自問することになるでしょう。
答えは人それぞれですが、あゆみの森こども園に通う子どもたちの姿を見ていると、この島で育つことの意味を感じずにはいられません。園庭のアコウの木に毎日登る子、森の活動で苔の手触りに歓声を上げる子、地域のおじいちゃんおばあちゃんに「こんにちは」と挨拶する子。こうした体験は、都市部ではなかなか得られないものです。
子どもの「原体験」が豊かになる場所
幼児期の原体験がその後の人生に影響を与えるという考え方があります。土を触る、水に浸かる、虫を観察する、風の匂いを嗅ぐ。五感を使った体験が、感性や好奇心の土台をつくるという考えです。
屋久島はその原体験の宝庫です。世界自然遺産の森が日常の隣にあり、海も山も川もすぐそこにある。園の保育でも自然体験を重視していて、森の活動やジェンベの音楽活動、ジャガイモ栽培や味噌づくりなど、子どもたちが自分の手で触れて体験する機会を多く設けています。
移住前に知っておきたい現実
理想だけでは移住はうまくいきません。現実的な面もお伝えしておきます。
屋久島は離島です。鹿児島市から高速船で約2時間、フェリーで約4時間。台風や荒天時は船が欠航します。大きな商業施設はなく、専門的な医療を受けるには鹿児島本土に渡る必要がある場合もあります。車は生活必需品で、一家に一台ではなく大人の人数分必要になることも多いです。
一方で、家賃は都市部に比べてかなり低く、食費も自炊中心なら抑えられます。通勤に何時間もかかることはなく、子どもと過ごす時間を確保しやすい生活リズムが手に入ります。何を重視するかによって、屋久島の暮らしの評価は大きく変わります。

保育士として移住する選択肢
子育て世帯で移住を考えている方の中には、保育士資格を持っている方もいらっしゃいます。あゆみの森こども園では現在保育士を募集しており、職員寮(家賃月5万円、正職員は住宅手当で半額)も完備しています。保育士資格保持者には就職準備金として40万円以内の支給もあります。
「子育て」と「仕事」の両方を屋久島で実現するという選択肢です。自分の子どもを自然豊かな環境で育てながら、同じ環境で他の子どもたちの成長にも関わる。保育士だからこそできる移住の形があると思います。
まずは見に来てください
屋久島での子育てに興味がある方には、まず一度島に来てみることをおすすめします。暮らし体験住宅は月1万円で最長1年間利用でき、実際の生活を体感できます。園の見学と合わせて、尾之間集落を歩いてみてください。Aコープの品揃え、パン屋ペイタのパンの味、尾之間温泉のお湯の温度。暮らしのリアルは、来て初めてわかることばかりです。
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