屋久島に家族で移住して3年|子育て環境のリアルをお伝えします

「移住」を決めたきっかけ

3年前、私たち家族は関西から屋久島に移住しました。当時、子どもは3歳。都会での子育てに、どこか息苦しさを感じていました。習い事に追われる周りの家庭、公園で遊んでいても「うるさい」と言われる、自然に触れる機会の少なさ。「もっと、のびのび育てたい」という思いが、日に日に強くなっていきました。

屋久島を選んだのは、夫婦で旅行に来た時の印象が忘れられなかったから。森の空気、島の人の温かさ、時間がゆっくり流れる感覚。「ここで子育てしたい」と、二人とも同じことを思いました。その直感を信じて、移住を決意しました。

苔むした森の中で自然物に触れるあゆみの森こども園の子どもたち

移住して良かったこと

毎日が自然体験

屋久島での子育てで一番良かったのは、毎日が自然体験になること。庭に来る虫を観察したり、近くの川で水遊びをしたり、森を散歩したり。都会では「特別なイベント」だったことが、日常になりました。

子どもの五感が、どんどん豊かになっていくのを感じます。「この葉っぱ、なんか匂いがする!」「この虫、初めて見た!」。毎日が発見の連続です。図鑑で見るより、実際に触れる方が、子どもにとっては何倍も価値がある経験だと思います。

地域で子どもを見守る文化

島では、子どもは「地域のみんなで育てる」という意識があります。近所のおじいちゃん、おばあちゃんが声をかけてくれる。お店の人が覚えてくれる。親以外の大人との関わりが、子どもの社会性を育ててくれています。

都会では味わえなかった、温かいつながりです。「〇〇ちゃん、大きくなったね」と声をかけてもらえると、親としても嬉しくなります。子どもも、地域の一員として認められている感覚があるようです。

競争から解放された

都会にいた頃は、周りと比べて焦ることがありました。「あの子はもう習い事を始めている」「あの子は字が読める」。でも、屋久島ではそういう競争がほとんどありません。

「この子はこの子のペースで」と、自然に思えるようになりました。比べる相手がいないのではなく、比べる必要がないと気づいたのです。子どもの「今」を大切にできるようになりました。

黄色い帽子をかぶって森の中を歩くこども園の園児たち

正直、大変だったこと

住居探し

屋久島は賃貸物件が少なく、見つけるのに苦労しました。島に来てから探し始めて、3ヶ月ほどかかりました。その間は、仮住まいで過ごしました。今思えば、もっと早くから情報収集しておけば良かったです。空き家バンクや、島の知り合いづてで情報を集めるのがおすすめです。

仕事の確保

夫は幸いリモートワークができる仕事だったので、移住後も続けられました。私は島内で新しく仕事を見つけました。島内の求人は限られますが、人手不足の職種(保育、介護、観光など)は比較的見つかりやすいです。移住前に、仕事の目処をつけておくことをおすすめします。

親戚の反対

移住を伝えた時、両親には反対されました。「孫に会えなくなる」「仕事は大丈夫なの」「病気になったらどうするの」。心配する気持ちは分かりますが、正直辛かったです。

でも、実際に移住してから遊びに来てもらったら、島の環境を見て納得してくれました。子どもがのびのび遊んでいる姿、きれいな空気、温かい島の人たち。今では「良い選択だったね」と言ってくれています。

これから移住を考えている方へ

移住は、簡単な決断ではありません。不安があるのは当然です。でも、「やらずに後悔するより、やって後悔したい」と思って飛び込みました。結果、後悔はしていません。むしろ、「もっと早く来れば良かった」と思うこともあります。

まずは「暮らし体験住宅」で短期間住んでみるのもおすすめです。実際に住んでみないと分からないことも、たくさんありますから。


お問い合わせ

あゆみの森こども園では、園児と保育士を募集しています。屋久島での子育て、移住について知りたい方、お気軽にご相談ください。

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