【2026年】縦割り保育とは?メリット・デメリットと実践園のリアルな声

縦割り保育ってどんな保育?

「縦割り保育」という言葉を聞いたことはありますか。年齢の異なる子どもたちが同じクラスで一緒に過ごす保育の形態で、「異年齢保育」とも呼ばれます。一般的な保育園では年齢ごとにクラスを分ける「横割り保育」が主流ですが、近年は縦割り保育を取り入れる園が増えてきました。

「年齢が違う子を一緒にして大丈夫なの?」「小さい子が危なくない?」「年長の子が退屈しない?」。縦割り保育に対してこうした疑問を持つ保護者は少なくありません。この記事では、縦割り保育の仕組みやねらい、メリットとデメリットについて、実際に縦割り保育を実践している園の視点からお伝えします。

黄色いパラバルーンを空に向かって持ち上げるあゆみの森こども園の子どもたち

縦割り保育のねらい

年上の子が年下の子から学ぶこと

縦割り保育と聞くと、「年上の子が年下の子の面倒を見る」というイメージが強いかもしれません。確かにそういう場面はたくさんありますが、実は年上の子のほうが学んでいることも多いのです。年下の子に何かを教えようとするとき、自分が理解していることを言葉にして伝える必要があります。この「教える」という行為が、年上の子の理解を深め、表現力を育てます。

また、年下の子の自由な発想に触れることで、年上の子が新しい遊び方を発見することもあります。「そんなふうに使うんだ」「それ面白いね」。固定観念にとらわれない年下の子の行動が、年上の子の創造性を刺激するのです。

年下の子が年上の子から学ぶこと

年下の子にとって、年上の子は「ちょっと先を行くお手本」です。大人の手本は遠すぎて真似しにくいですが、1歳か2歳上のお兄ちゃんお姉ちゃんがやっていることは、「自分にもできるかもしれない」と思える絶妙な距離感があります。靴を自分で履く、お片付けをする、順番を守る。そうした生活習慣も、大人に言われるよりも年上の子の姿を見て自然に身につくことが多いです。

カラフルな帽子をかぶって地面で自然遊びをする園児たち

縦割り保育のメリット

縦割り保育のメリットはたくさんありますが、特に大きいのは社会性の発達です。同年齢の集団では「できる・できない」の比較が起きやすいですが、縦割りの環境では年齢が違うのが当たり前なので、比較ではなく「それぞれの違い」として受け入れる感覚が育ちます。できない子を待ってあげる、困っている子を助ける、自分より小さい子に優しくする。こうした経験は、兄弟姉妹が少ない現代の子どもたちにとって特に貴重です。

もうひとつのメリットは、一人っ子の子どもにとっての「擬似きょうだい体験」になることです。家庭では経験できない年齢の異なる子との関わりが、毎日の保育の中で自然に生まれます。

縦割り保育のデメリットと対策

一方で、デメリットも正直にお伝えします。年齢ごとの発達に合わせた活動がしにくいという点があります。たとえば、5歳児には簡単すぎる活動が2歳児にはちょうどいい、ということが起こります。この課題に対しては、一日の中で縦割りの時間と年齢別の時間を組み合わせる園が多いです。

年上の子に負担がかかりすぎるという心配もあります。「お兄ちゃんなんだから」「お姉ちゃんなんだから我慢して」と言われ続けると、年上の子が窮屈に感じてしまうこともあります。保育士がその点を意識して、年上の子にも甘えられる時間やのびのびと遊べる時間を確保することが大切です。

あゆみの森こども園の縦割り保育

あゆみの森こども園では、2歳から5歳の子どもたちが一緒に過ごす縦割り保育を実践しています。1歳児は発達段階を考慮して別クラスで過ごしますが、園庭での遊びや行事では全年齢が一緒になります。

森の活動では、年長の子が年少の子の手を引いて歩く姿が自然に見られます。ジェンベの活動では、年齢に関係なくそれぞれのリズムで音を楽しみます。「教える」「教わる」の関係が固定されるのではなく、場面によって立場が入れ替わるのが、あゆみの森の縦割り保育の特徴です。


縦割り保育を見学してみませんか

年齢の異なる子どもたちがどのように関わり合っているか、ぜひ実際にご覧ください。あゆみの森こども園では園見学を随時受け付けています。

ご予約・お問い合わせはLINE公式アカウントからお気軽にどうぞ。

園の日常はInstagramでも配信しています。

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