子どもの言葉の遅れが気になったときの相談先と伝え方|保育現場の視点からアドバイス
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「どこに相談すればいい?」——言葉の遅れが気になったときの最初の一歩
子どもの言葉の遅れが気になっているけれど、「どこに相談すればいいかわからない」「大げさに考えすぎかな」と感じて、なかなか動けない保護者の方は多いです。保育士として日々子どもと向き合っている現場の立場から、相談することへの不安を少しでも和らげたいと思います。
この記事では、言葉の遅れが気になったときの相談先の選び方と、相談する際の伝え方のコツをお伝えします。「早く相談するほど、子どもへのサポートが早く始まる」——それが現場で感じる実感です。

相談を躊躇する理由と、それへの答え
「大げさかも」と思っている方へ
発達の相談をすることは、「異常があると思っている」という意味ではありません。「気になるから専門家に聞いてみる」という、ごく自然な行動です。相談した結果「問題なし・個人差の範囲」と言われるケースも多く、それはそれで安心材料になります。早めに相談して損することはほとんどありません。
「診断されるのが怖い」と思っている方へ
相談=診断ではありません。相談窓口での面談は、子どもの様子を専門家に見てもらい、必要なサポートについてアドバイスをもらう場です。診断が出た場合も、それは「レッテルを貼られる」ことではなく、「子どもに合ったサポートを受けるための入口」です。
相談先の選び方
最初の相談先として使いやすいのは、市区町村の保健センターや子育て支援センターです。1歳半健診・3歳児健診の場で相談することもできます。「普段の保育の中で気になることがある」という場合は、通っている保育園・こども園の担任に話してみるのが最も手軽です。
言語聴覚士(ST)による言語発達の専門的な評価が必要と判断された場合は、発達支援センターや病院に紹介されることがあります。屋久島では島内の医療機関と連携しながら相談の流れをつくることになりますが、まずは身近な窓口から動き始めることが大切です。
相談するときに伝えると役立つこと
- 気になり始めた時期・きっかけ(「1歳半を過ぎてから」など)
- 具体的な様子(「単語が5つ以下」「名前を呼んでも振り向かない」など)
- 家での様子(好きな遊び・よく見ているもの・反応の仕方)
- 兄弟姉妹がいる場合はその状況
- 妊娠・出産時の経過や既往歴(必要に応じて)

あゆみの森こども園での取り組み
あゆみの森こども園では保育士5名・保育補助4名が少人数の子どもたちに向き合っています。日常的な絵本の読み聞かせ、ジェンベを使った音楽活動、森での自然体験など、言葉だけでなく感覚全体を刺激する活動が保育の中にあります。「言葉が出にくい時期の子どもは、まず安心できる環境が大切」というのが現場での実感です。
入園前のご相談や、発達について気になることがある方のご相談も、LINEからお気軽にどうぞ。屋久島移住を検討しているご家族からのご連絡も歓迎しています。
発達に関する情報は、ネットで調べると不安が増すことも多いです。不安なときこそ、実際に子どもを見ている専門家・保育士に話してみることをおすすめします。「うちだけかな」と思い込まずに、一人で抱え込まず、まず一歩踏み出すことが大切です。
発達のご相談もLINEからどうぞ
「言葉の発達について保育士に聞いてみたい」「入園前に子どもの様子を相談したい」という方は、LINEからお気軽にご連絡ください。
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