2026年版|保育士の職員寮で島暮らし|一人暮らしの費用感と休日の過ごし方

仕事が終わったら温泉へ

保育園の仕事が終わって、職員寮に帰る前にちょっと寄り道。尾之間温泉の暖簾をくぐると、地元のおじいちゃんおばあちゃんが「お疲れさま」と声をかけてくれる。大人300円の源泉掛け流し。お湯に浸かりながら一日の疲れが溶けていく。

こんな日常が、屋久島の職員寮で暮らす保育士の毎日です。華やかさはありません。でも、仕事と暮らしの距離がとても近くて、心地いい。都市部で満員電車に揺られていた頃とは、時間の流れ方がまるで違います。

職員寮102号室のキッチンエリアと水回り設備が整った室内空間

職員寮の暮らし、具体的に

あゆみの森こども園の職員寮は、園舎から徒歩圏内にある黒い外壁の建物です。屋久島の地杉を使った室内は天井が高く、一般的なワンルームマンションよりも開放感があります。

家賃は月5万円で管理費が5000円。正職員には住宅手当がつくので、家賃は実質半額になります。キッチンにはガスコンロとシンク、収納棚もたっぷりあるので自炊する方にも十分な環境です。バスルームとトイレも独立していて、清潔感のある空間が保たれています。駐車スペースもあるので、車があれば島内の移動も自由です。

島での買い物事情

「離島で一人暮らし、食材の買い出しはどうするの?」と気になる方も多いと思います。園の近くにはAコープ尾之間店があり、野菜・肉・魚・日用品など基本的なものはここでそろいます。パン屋ペイタの焼きたてパンも人気で、スタッフの中にはお気に入りのパンがある人もいます。ネット通販も普通に届くので、都市部にしか売っていないものが手に入らないということはほとんどありません。

休日の過ごし方

せっかく屋久島に暮らしているのだから、休日は自然を楽しむスタッフが多いです。海でシュノーケリング、山をトレッキング、滝を見に行く。季節によって見える景色が変わるので飽きることがありません。

とはいえ、毎週アウトドアに出かけるわけではなく、寮でのんびり過ごす日もあります。本を読んだり、動画を見たり、自炊に凝ってみたり。都市部と変わらない過ごし方もできるのが実情です。

木造の建物が特徴的な尾之間温泉施設の外観

地域とのつながりが暮らしを支える

職員寮で一人暮らしをしていても、孤独を感じにくいのが離島の良さだと思います。それは地域の方との距離が近いから。

秋のチャレンジカップ運動会では、地域の方々や来賓も園庭に集まります。輪回しの競技では大人たちが童心に返って本気で走っていて、見ているこちらまで笑顔になりました。園の行事に地域の人が自然と参加してくれる。逆に地域の行事に園のスタッフが顔を出すこともある。こうした日常の交流が、島での一人暮らしに安心感を与えてくれます。

尾之間集落の人口は約680人。顔と名前が一致する関係性の中で暮らすということは、都市部では経験しにくいものです。最初はその距離感に戸惑う方もいますが、慣れてくると居心地の良さに変わっていきます。

一人暮らしの費用感

屋久島での一人暮らしにかかる月々の費用の目安です。

  • 家賃:約2万5000円(住宅手当適用後)+管理費5000円
  • 食費:3万〜4万円程度(自炊中心の場合)
  • 光熱費:1万〜1万5000円程度
  • 通信費:5000円〜1万円程度
  • 車の維持費:ガソリン代や保険含めて月1万〜2万円

都市部と比べると家賃の負担が圧倒的に低い分、手元に残るお金に余裕が生まれます。映画館やショッピングモールがないぶん、娯楽費も自然と抑えられます。貯金をしたいという方にとっても、島暮らしは合理的な選択になりえます。


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