【自然保育の効果】研究でわかった子どもの心と体への良い影響

自然保育は本当に効果があるの?

「自然の中で遊ぶと良い」とは聞くけれど、実際にどんな効果があるのでしょうか。研究や調査でわかっていることを交えながら、自然保育の効果についてお伝えします。

深い森の中で自然体験を楽しむこども園の子どもたち

体への効果

効果1:運動能力の向上

でこぼこの地面を歩く、坂を登る、木に登る。自然の中での遊びは、平らな床の上よりも多様な動きを引き出します。バランス感覚、体幹、筋力が自然と鍛えられます。

効果2:免疫力の向上

土や植物に触れることで、多様な微生物と接触します。これが免疫システムの発達に良い影響を与えるという説があります。「土いじりをする子は風邪をひきにくい」という話を聞いたことがあるかもしれません。

効果3:視力への好影響

屋外で過ごす時間が長いと、近視になりにくいという研究があります。遠くを見る機会が多いこと、自然光を浴びることが影響していると考えられています。

森の斜面で自然遊びを楽しむこども園の子どもたち

心への効果

効果4:ストレス軽減

自然の中にいると、ストレスホルモンが減少するという研究があります。心が落ち着き、情緒が安定します。大人でも森林浴でリラックスできますよね。子どもも同じです。

効果5:集中力の向上

自然の中で過ごした後は、集中力が回復するという研究があります。ADHD傾向のある子どもにも良い影響があるとされています。

効果6:自己肯定感の向上

自然の中でのチャレンジ(木登り、川渡りなど)を達成する経験は、「自分はできる」という自信につながります。

学びへの効果

効果7:好奇心・探究心

自然は「なぜ?」の宝庫。虫、植物、天気、季節の変化。自分で発見し、考える力が育ちます。

効果8:創造性

既製品のおもちゃではなく、石や木の枝が遊び道具。何かに見立てて遊ぶ中で、創造性が豊かに育ちます。

効果9:五感の発達

匂い、音、手触り、味、景色。五感をフルに使う経験は、脳の発達にも良い影響を与えます。

あゆみの森こども園で見られる効果

「入園してから風邪をひきにくくなりました。泥んこになって遊んでいるおかげかもしれません」(保護者の声)

「以前は落ち着きがなかったのですが、森の活動を始めてから集中できる時間が長くなりました」(保護者の声)


自然保育の効果を体感してください

自然保育に興味がある方は、ぜひ見学にいらしてください。子どもたちの生き生きとした姿をご覧いただけます。

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