【2026年】自然保育の効果とは?体・心・社会性に働きかける自然の中の学び

自然保育って何がいいの?

「自然保育」という言葉を聞いたことはあるけれど、具体的にどんな効果があるのかと聞かれると、うまく説明できない。そんな方は多いのではないでしょうか。自然の中で遊ぶのは楽しそうだけど、それが本当に子どもの発達に良い影響を与えるのか。虫に刺されたり、怪我をしたりするリスクはないのか。自然保育に関心を持ちながらも、どこかで不安を感じている保護者の声をよく聞きます。

この記事では、自然保育が子どもの発達にもたらす効果について、あゆみの森こども園での実践を交えながらお伝えします。科学的な知見と現場の実感、両方の視点からまとめました。

屋久島の森の中で探検を楽しむあゆみの森こども園の子どもたち

体の発達への効果

バランス感覚と体幹が育つ

自然の中には、平らな場所がほとんどありません。でこぼこの地面、傾斜のある坂道、ぬかるんだ土の上。こうした不安定な環境を歩いたり走ったりすることで、子どもの体幹やバランス感覚は自然と鍛えられます。人工的な遊具では得られない「予測できない動き」への対応力が育つのです。あゆみの森こども園の森の活動では、子どもたちが斜面を登り降りしたり、倒木をまたいだりする場面がたくさんあります。最初はおっかなびっくりだった子が、数ヶ月後には軽々と歩けるようになる姿を何度も見てきました。

五感が刺激される

自然は五感の宝庫です。土の匂い、風の音、木の肌触り、葉っぱの色、雨の味。室内の遊びでは限られた感覚しか使いませんが、自然の中では全身の感覚が同時に働きます。幼児期は感覚が急速に発達する時期なので、この時期に多様な感覚刺激を受けることは、脳の発達にとって大きな意味があると言われています。

心の発達への効果

自己肯定感が高まる

自然の中での遊びには、決まったルールがありません。砂場で何を作るか、どの木に登るか、どの石を拾うか。すべて子どもが自分で決めます。自分で考え、自分で選び、自分でやってみる。その繰り返しが「自分はできる」という自信につながります。大人に指示されてやるのではなく、自分の意志で行動した結果がそこにあるからです。

あゆみの森こども園では、子どもが何かに挑戦しようとしているとき、保育士はすぐに手を出しません。見守りながら、本当に危険なときだけ介入する。その「待つ保育」が、子どもの自己肯定感を育てています。

ストレス耐性が身につく

自然の中では、思い通りにいかないことがたくさんあります。雨が降ってきて遊びが中断される、登りたい木に手が届かない、虫が怖くて動けない。そうした小さな「困った」を経験し、乗り越えることで、ストレスへの耐性が少しずつ身についていきます。温室のような環境で育つよりも、自然の中で適度な困難を経験した子どものほうが、心の回復力が強いという研究結果もあります。

森の生き物や植物を観察するあゆみの森こども園の野外活動

社会性への効果

自然の中での遊びは、一人では完結しないことが多いです。大きな石を動かしたいけど一人では無理、だから友だちに「手伝って」と頼む。高い場所から降りられなくなった子を別の子が助ける。虫を見つけた子が「見て見て!」と仲間を呼ぶ。こうした場面が、自然の遊びの中では日常的に起こります。大人が仕組んだグループワークではなく、自然発生的に生まれる協力や助け合い。それが本物の社会性を育てます。

あゆみの森こども園は2歳から5歳の異年齢保育を行っているので、年上の子が年下の子を気遣う場面も多く見られます。「ここ、滑るから気をつけてね」と声をかける年長児の姿は、自然の中だからこそ見られる成長の証です。

効果は数字では測りにくいけれど

正直に言えば、自然保育の効果をテストの点数や偏差値で測ることはできません。でも、自然の中で育った子どもたちに共通する特徴があります。好奇心が旺盛であること、自分で考えて行動できること、失敗を恐れないこと、他者への思いやりがあること。これらは、これからの時代を生きる子どもたちにとって、数字以上に大切な力ではないでしょうか。


自然保育を体験してみませんか

屋久島の世界遺産の自然に囲まれたあゆみの森こども園では、園見学を随時受け付けています。自然の中で遊ぶ子どもたちの表情を、ぜひ直接ご覧ください。

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