田舎・離島の保育士が得られる経験とは?スキルアップの視点で屋久島の働き方を考える
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「田舎の保育園」はキャリアに不利?その思い込みを解きほぐす
保育士の転職を考えるとき、「地方や離島の園はキャリアに不利なのでは」という不安を持つ方が多いようです。確かに、キャリアアップ研修のアクセスや同業者との交流という点では、都市部に比べて不便な面もあります。でも、それだけで判断するのは少しもったいないと感じています。
屋久島・尾之間にあるあゆみの森こども園に来る保育士の多くが、島での暮らしを始めてから「保育士としての自分が変わった」と言います。環境が変わることで見えてくるものがある、というのは保育の現場でも同じです。
田舎・離島の保育現場で鍛えられるもの
観察力・判断力
少人数の園では一人の保育士が受け持つ範囲が広くなります。同時に、子ども一人ひとりの変化に気づく観察の機会も多くなります。「あの子、今日は朝からちょっと違う」という感覚を丁寧に拾える保育士になれるのは、少人数の環境ならではです。
活動設計力
都市部の標準的な保育施設では、活動プログラムが決まっていてその通りに動くことが多いですが、小規模園では保育士自身が「今日の子どもたちに何が必要か」を考えて活動を組み立てる機会が増えます。マニュアルではなく、目の前の子どもから出発する保育の技術です。
地域・保護者との連携力
屋久島は集落ごとに地域のつながりが強い場所です。尾之間温泉(大人300円)に子どもたちと一緒に行ったり、地元の農家から食材を分けてもらったり、地域の方がジェンベの講師として来てくれたり。こういった連携を日常的に経験することで、地域リソースを保育に活かす感覚が自然に身につきます。

「離島保育士」としての経歴が持つ意味
近年、自然保育・森の幼稚園・小規模保育への関心が保育業界の中で高まっています。そのような背景の中で、「屋久島の世界自然遺産の島で、自然保育を実践してきた」という経歴は、転職市場でも明確な差別化になります。
あゆみの森こども園では、ジェンベを使った音楽活動、森の活動、藍染め、芋の収穫と味噌づくりなど、通常の認可保育施設では体験しにくい多様な実践が日常にあります。こういった活動を「子どもとともにつくる」経験を積んだ保育士は、どこに移ってもその視点を活かすことができます。

キャリアアップ研修へのアクセスについて
「離島だと研修に参加しにくいのでは」という点については、オンラインでの受講が一般化した現在、以前よりもハードルが下がっています。あゆみの森こども園でも、キャリアアップ研修をはじめとする各種研修への参加を支援しています。具体的な内容については、お問い合わせ時にご確認ください。
自分を成長させたい、保育の幅を広げたい、自然の中で子どもたちと関わる仕事がしたい——そういう思いを持っている保育士の方には、ぜひ一度話を聞きに来てほしいと思っています。
「環境を変える」という選択が、保育士としての幅を広げる
保育士としてのキャリアを考えるとき、「同じ場所に居続けること」が安定だと思いがちです。でも、環境を変えることで初めて見えてくるものもあります。都市部から屋久島に来た保育士の多くが、「こんな保育があったのか」「自分の固定観念が外れた」と話します。それは保育の正解が一つではないことを、体で学ぶ経験です。
屋久島・尾之間の集落で保育士として働く日常は、朝7:30に子どもたちを迎えることから始まります。アコウの木がシンボルの園庭で、子どもたちは毎日自由に走り回ります。そんな日々の中で、保育士は「子どもにとって今一番必要なこと」を考え続けます。その積み重ねが、どこにいっても通用する保育士の力になると感じています。
採用に関するお問い合わせ
あゆみの森こども園では保育士を積極的に募集中です。職員寮あり、就職準備金制度あり(最大40万円)、屋久島での暮らしのご相談にも応じています。
ご興味がある方はLINE公式アカウントからお気軽にご連絡ください。日々の活動の様子はInstagram(@ayuminomori_yakushima)でご覧いただけます。




