離島の保育園で働いて気づいたこと|屋久島の保育士の1日
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朝、山を見ながら出勤する
屋久島・尾之間にあるあゆみの森こども園に出勤する道は、モッチョム岳が見える一本道です。職員寮から園まで徒歩数分の距離。都会で満員電車に揺られていた頃とは、朝の時間の質がまるで違います。通勤で体力を消耗しないぶん、朝から子どもたちと全力で向き合えるのは大きなメリットだと感じています。
離島の保育園で働くというと、何か特別なことをしているように聞こえるかもしれません。でも実際は、毎日子どもたちと向き合う「ふつうの保育」の積み重ねです。ただし、その「ふつう」の中に、都会では味わえない豊かさがあるのも事実です。

保育士の1日の流れ
7時30分に開園して、子どもたちが登園してきます。園児は28名。それに対して保育士5名と保育補助4名がいるので、一人ひとりの子どもとしっかり向き合えます。午前中は園庭遊びや森の活動などの外遊びが中心で、屋久島の自然がそのまま教材になるような環境です。季節ごとに変わる風景の中で、子どもたちは毎日新しい発見をしています。
お昼は自園調理の給食。地元の豆腐や食パンなど、島の食材を使った温かい献立です。午後はお昼寝のあと、室内でゆっくり過ごす時間があります。15時30分からの延長保育を経て、18時に閉園。日が長い季節は、仕事のあとにまだ明るい空の下で散歩することもできます。
行事に追われない日常
あゆみの森こども園の特徴のひとつは、行事が少ないこと。発表会はなく、運動会は11月に一度。その分、日々の保育にじっくり時間を使えます。「準備に追われて子どもと遊ぶ時間がない」という状況がほぼないのは、離島の小さな園ならではの良さかもしれません。壁面装飾や大量の書類に時間を取られることもなく、保育そのものに集中できる環境です。

ジェンベや森の活動という独自の保育
あゆみの森こども園の保育にはジェンベ(西アフリカの太鼓)を使った音楽活動や、屋久島の森に出かける活動もあります。都会の園ではなかなかできない、この島だからこその保育。子どもたちがジェンベを叩きながらリズムに乗る姿や、苔むした森の中を探検する姿は、保育士として働く喜びそのものだと感じます。「この保育がしたかった」と思える瞬間が、日常の中にちりばめられているのが離島の保育園の魅力です。
仕事が終わったあとの暮らし
園から歩いて行ける距離に尾之間温泉があります。大人300円で入れる天然温泉です。仕事のあとに温泉に浸かるのが日課になっているスタッフもいます。都会の「仕事帰りにカフェ」のような感覚で「仕事帰りに温泉」ができるのは、尾之間ならでは。体の疲れがじんわりとほぐれていく感覚は、何物にも代えがたいものがあります。
買い物は近くのAコープで日用品や食材が揃いますし、パン屋さんや食事処もあります。人口約680人の小さな集落ですが、生活に必要なものは一通り揃っています。もちろん都会と比べると不便な部分もありますが、その分、近所づきあいの温かさや島の人の優しさに助けられる場面がたくさんあります。
保育が好きなら、場所を変えるのもアリ
保育の仕事自体は好きだけど、今の環境がしんどい。そう感じている方にこそ、離島の保育園という選択肢を知ってほしいと思います。環境を変えるだけで、子どもとの関わりが新鮮に感じられるようになるかもしれません。少なくとも、「こういう場所もあるんだ」と知っておくことは、気持ちの余裕につながるはずです。
屋久島での保育に興味がある方へ
あゆみの森こども園では保育士を募集中です。月給は基本給と処遇改善手当を合わせて20万円程度、賞与は年2回(7月・12月に計2ヶ月分)。職員寮完備で、就職準備金40万円以内の制度もあります。
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