保育士は何歳まで働ける?体力の実態とキャリアを長く続けるための3つのポイント

「保育士って、何歳まで体力がもつんでしょうか」

保育士として10年・15年と働いてきた方から「体力的にいつまで続けられるか不安」という声を聞くことがあります。また、保育士を目指す若い方から「保育士って体力仕事ですよね、年を取ったらどうなるんですか」という質問も来ます。

正直に言うと、体力が衰えても長く続けている保育士はたくさんいます。「何歳まで続けられるか」は体力だけの問題ではなく、環境・役割・働き方次第で大きく変わります。この記事では、保育士の体力事情と長く続けるためのポイントをお伝えします。

屋久島の緑豊かな園庭を元気いっぱい走り回るこども園の園児たち

保育士の体力的な負担のリアル

保育士の仕事は体を使います。子どもを抱っこする・しゃがんで目線を合わせる・走り回る子どもに付き合う——こうした動作が日常的に繰り返されます。特に0〜2歳児の担当は抱っこが多く、腰や肩への負担が蓄積します。

厚生労働省の調査でも、保育士の職業性疾患として腰痛の割合が高いことが示されています。加えて、長時間の立ち仕事・しゃがみ姿勢・床での活動なども体への負担になります。

何歳まで続けられるかは個人差が大きい

同じ「保育士」でも、40代・50代で現役として活躍している方はたくさんいます。一方で、30代で体力的な限界を感じて離職する方もいます。この差は体力の個人差だけでなく、働いている環境・担当する年齢クラス・職場の体制に大きく左右されます。

長く続けるための3つのポイント

1. 担当クラス・役割の変化を活用する

体力的に抱っこが多い乳児クラスを長年担当し続けるのはきつくなります。年齢を重ねるにつれて、幼児クラスの担当・副主任・主任・専門リーダーなど、体力依存が少なくなる役割に移行することがキャリアを長く続ける鍵の一つです。

経験を積んだ保育士の「子どもの見方」「保護者との関わり方」「後輩への指導力」は体力では代替できない価値です。役割の変化によってその価値を活かせる環境があるかどうかが重要です。

2. 腰痛・体への負担を早めに対策する

「まだ若いから大丈夫」という時期からケアを始めることが大切です。抱っこの姿勢・しゃがみ方・荷物の持ち方を意識的に改善することで、積み重なる負担を減らすことができます。インソールの使用・コルセットの活用・ストレッチの習慣化なども、現場保育士に取り入れている方が多い対策です。

3. 無理をしない環境を選ぶ

人手不足で休めない・有給が取れない・残業が続く——こうした環境では体力の消耗が早まります。「休みやすい・相談できる・無理をしなくていい」という職場文化があるかどうかが、長く続けられる環境かどうかの判断基準になります。

帽子をかぶって森の中を散策するこども園の子どもたちの後ろ姿

体力よりも「続けたいか」が先

結局のところ、何歳まで続けられるかを決めるのは体力より「続けたいかどうか」の気持ちです。保育の仕事が好きで、子どもと関わることに喜びを感じ続けられる環境にいる保育士は、70代になっても現役で働いている方がいます。体力は工夫でカバーできる部分も多く、経験が増えるほど「力技を使わなくても済む関わり方」が身についてきます。

「いつまで続けられるか不安」という気持ちがあるなら、体力そのものより「今の職場環境は自分が長く働ける場所か」という視点で見直してみることが先決です。保育士として積み上げてきた経験は年齢に比例して深まります。体力を補って余りある「人を見る力」「子どもの気持ちを読む力」は、長年働いてきた保育士だけが持てるものです。


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