保育園の送り迎えが「苦痛」から変わる日|疲れた親の気持ちに寄り添う考え方
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「苦痛」と感じてしまう自分を責めないで
「送り迎えがしんどい」「正直、行くのが憂鬱になってきた」——そんな気持ちを抱えながら、それでも毎日続けている保護者の方がたくさんいます。「こんなことで弱音を吐いていいのか」と思う必要はありません。子育てと仕事を両立しながら毎日継続することは、客観的に見てもハードなことです。
大切なのは、その苦痛がどこから来ているかを一度整理してみることです。原因が見えると、少しだけ対処の糸口が見つかります。

送り迎えが「苦痛」に感じやすい状況
保育園の送り迎えが特につらく感じられるのは、どんなときでしょうか。多くの保護者の声を聞いていると、いくつかのパターンが見えてきます。
- 仕事が立て込んでいて心身ともに余裕がないとき
- 子どもの機嫌が悪く、登園・帰宅がスムーズにいかないとき
- 天気が悪く、自転車や徒歩での送り迎えがつらいとき
- パートナーが全く関わらず、孤立感を感じているとき
どれも「あるある」と感じる方は多いはずです。これらが重なると、「また今日も…」という気持ちになるのは当然のことです。一つひとつは小さなことでも、毎日積み重なると大きなストレスになります。

少しずつ楽になるための視点
「完璧な送り迎え」をやめる
余裕があるときは笑顔で送り出せても、疲れているときはそうはいかない。それでいいんです。毎回完璧な笑顔を作ろうとすることが、かえって自分を追い詰めます。「今日は笑えなかったけど、行けた。それで十分」という基準に切り替えることが、長続きの秘訣です。
「子どもが笑っている」を確認するだけでいい
疲れたお迎えの日は、連絡事項や持ち帰りの荷物を確認する余裕がないこともあります。そんな日は「子どもの顔を見て笑っていたら今日はOK」と決めてしまいましょう。細かいことは明日でいい。
「苦痛だと感じている自分」に気づいたら誰かに話す
「ちょっと最近しんどいんだよね」と誰かに話すだけで、気持ちが軽くなることがあります。パートナー、友人、園の先生、誰でもいいです。抱え込まないことが一番の予防策です。
あゆみの森こども園の先生たちとの関係
定員28名の小さな園では、送り迎えの際に先生と少し言葉を交わす機会が自然に生まれます。「今日はこんなことがありましたよ」という短い会話が、保護者にとってのほっとする瞬間になることも多いです。「顔を見れば今日の状態がわかる」くらいの関係が、日々の安心感につながっています。
送り迎えの瞬間に笑顔が出なくても大丈夫です。子どもは親の疲れを感じとりながらも、「来てくれた」という事実をちゃんと受け取っています。完璧な笑顔より、来てくれること自体が子どもにとっての安心感になっています。
保育の現場で長く子どもたちと向き合っていると、「ちゃんとやろうとしている親の子どもは、ちゃんと育っていく」と感じます。苦痛を感じながらでも向き合い続けているあなたは、十分すぎるくらい十分なんです。
「しんどい」と感じる自分を責めるより、その気持ちに正直になることが大切です。疲れたときに「疲れた」と言える環境を、保護者自身が周囲と作っていくことが、長く続けるための土台になります。
保育の現場からお伝えすると、子どもが一番見ているのは親の表情より、「来てくれたかどうか」です。今日も迎えに来てくれた。それがすべてです。
しんどい日もある。それでも毎日来てくれる。それだけで十分です、本当に。
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