【2026年】保育園に通い始めてから夜泣きが増えた|原因と家庭でできる5つの対策
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入園してから夜泣きが始まった、という声
「保育園に通い始めてから、急に夜泣きがひどくなった」。1歳児、2歳児の保護者からよく聞く相談です。それまでぐっすり眠れていた子が、毎晩のように泣いて起きるようになった。疲れが取れない日々が続くと、「保育園に入れたのが早かったのかも」と自分を責めてしまう方もいます。
保育の現場から言えることは、入園後の夜泣きは珍しいことではないということ。そして、多くの場合、一時的なものだということです。

なぜ入園後に夜泣きが増えるのか
環境の変化によるストレス
子どもにとって保育園は、知らない大人、知らない子ども、知らない場所の三重奏です。大人でも転職したての頃は疲れて眠りが浅くなることがあります。子どもも同じで、日中に受けた刺激や緊張を、夜中に「泣く」という形で処理しているのです。
とくに1歳前後は環境の変化に敏感な時期です。当園でも、入園から1〜2週間は園で泣いていた子が、夜も不安定になるケースがあります。ただ、園での生活に慣れてくると、夜泣きもだんだん落ち着いてくることがほとんどです。
日中の疲労と興奮
保育園では家にいるときよりも運動量が多くなります。園庭を走り回ったり、お友だちと遊んだり、刺激がたくさんあります。体は疲れているのに脳が興奮状態のまま眠りにつくと、睡眠が浅くなって夜泣きにつながります。
分離不安
朝、保護者と離れる経験が繰り返されることで、「またいなくなるかもしれない」という不安が夜に表出することがあります。これは子どもの愛着形成の過程で起こる自然な反応です。保育園に預けたことが原因で愛着が壊れるわけではありません。むしろ、「離れても必ず迎えに来てくれる」という経験の繰り返しが、安心感を強くしていきます。
家庭でできる夜泣き対策
夜泣きの万能な解決策は正直ありません。子どもによって原因が違うし、同じ子でも日によって違います。ただ、試してみて効果があったと保護者の方から聞くことが多い工夫をいくつか紹介します。
寝る前のルーティンを決める
お風呂の後に絵本を1冊読んで、電気を消す。毎日同じ流れを繰り返すことで、子どもの体と心が「寝る準備」に入りやすくなります。ルーティンは凝ったものでなくて構いません。大切なのは「毎日同じであること」です。

お迎え後のスキンシップを増やす
日中離れていた分、帰宅後はできるだけ触れ合う時間を作ってください。抱っこ、膝の上で絵本、一緒にゴロゴロ。家事は後回しで構いません。10分でもいいので、子どもと密着する時間があると、夜の安心感が違ってきます。
夜泣きしたときは無理に起こさない
半分寝ている状態で泣いている場合、声をかけて起こすとかえって混乱して泣きがひどくなることがあります。そばにいて背中をさする程度にとどめ、自然にまた眠りにつくのを待つほうがうまくいくことが多いです。
園と家庭で連携してできること
夜泣きが続いているときは、連絡帳や送り迎えの際に担任に伝えてください。園での日中の様子と照らし合わせることで、原因が見えてくることがあります。「今日はお昼寝が短かった」「お友だちとのトラブルがあった」。そうした情報が、夜泣きの原因を推測するヒントになります。
当園では1〜3歳児はお昼寝の時間がありますが、4歳児・5歳児はお昼寝をしません。年齢に合わせた生活リズムが安定した睡眠にもつながっていると感じています。
子どもの睡眠の悩みもご相談ください
夜泣きが続いて不安なとき、一人で抱え込まないでください。園での過ごし方を工夫することで改善するケースもあります。ご相談はLINE公式アカウントからいつでもどうぞ。
日々の活動の様子はInstagramでも配信しています。園での子どもたちの表情を見ていただくと、少し安心できるかもしれません。




