保育園のお昼寝は年長になったらどうなる?【2026年版】現役園長が解説
Contents
「年長になったら、お昼寝はどうなるの?」
入園前や進級のタイミングに、「年長さんになったらお昼寝ってどうなるんですか?」と保護者の方から聞かれることがよくあります。夜にしっかり眠れるのか、お昼寝がなくなると午後にぐずらないかと心配されるのは当然のことです。
今回は、あゆみの森こども園(屋久島・尾之間)での実際の取り組みをもとに、お昼寝の年齢別の方針と、その背景にある考え方をお伝えします。

あゆみの森こども園のお昼寝について
当園では以下のように年齢で方針を分けています。
- 1〜3歳児:お昼寝あり(給食後に午睡の時間を設けています)
- 4〜5歳児(年中・年長):お昼寝なし
1〜3歳のうちは午睡(お昼寝)が心身の発達に必要です。食後に安心して眠れる環境を用意しています。一方、4歳を超えると多くの子どもは夜の睡眠だけで体力が回復できるようになります。昼間に眠ると逆に夜眠れなくなることもあるため、年中・年長はお昼寝なしとしています。
お昼寝なしの午後、何をしているの?
「眠れない子はどうするの?」という声もよくいただきます。4〜5歳の子どもたちには、お昼寝の時間帯に室内でゆったりと過ごす時間を設けています。絵本を読んだり、ブロックで遊んだり、静かな活動を楽しんでいます。疲れている子どもには休める場所も用意しており、「寝なければならない」というプレッシャーをかけないことを大切にしています。
むしろこの時間を、子どもが自分のペースで過ごす力を育てる場として捉えています。急がず、競わず、自分のやりたいことを見つけてゆっくり取り組む。そういう時間の使い方が、屋久島の自然に囲まれた保育の中でも自然に育まれていきます。
年長の午後が豊かになるわけ
2月の子どもプロジェクトに向けて、5歳児の子どもたちはナレーターとして発表に関わりました。自分たちで台本を書き起こし、ハートや花のイラストを添えた手づくりメモを持って練習を重ねていました。本番ではほぼ台本を見ずにスラスラと話していて、保護者の方もみなさん驚かれていました。
こうした活動ができるのも、午後にお昼寝がなく、活動の時間をしっかり確保できているからだと感じています。眠ることで休む力と、起きて活動することで育つ力。年齢に合わせてそのバランスを変えていくことが、子どもの成長を支える上でとても大切です。
お昼寝をなくすことは「子どもを頑張らせること」ではなく、その子の発達段階に寄り添うことだと考えています。「夕方に眠くなってしまったらどうしよう」と心配されるかもしれませんが、多くの場合、活動量が十分にあれば夕方のぐずりも減っていきます。
夜の就寝への影響は?
お昼寝をなくすことで夜の寝つきが良くなったという声を、保護者の方からよくいただきます。特に4〜5歳になると、日中の活動で体を使った分だけ夜しっかり眠れるようになってきます。就寝時間が一定になると、朝の目覚めも良くなり、登園時の表情も明るくなります。
ただし、生活習慣は子どもによって異なります。「うちの子は夜なかなか寝ない」という場合は、保育士にご相談ください。園での昼間の様子と合わせた上で、一緒に考えていきます。

ご相談はLINEからどうぞ
お昼寝の方針や入園前の疑問など、気になることがあればLINE公式アカウントからお気軽にメッセージをお送りください。見学のご予約もこちらから受け付けています。
園の日常の様子はInstagram(@ayuminomori_yakushima)でも随時配信しています。ぜひのぞいてみてください。




