【2026年】保育士のICT活用入門|保育記録のデジタル化で変わること・変わらないこと
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保育士のICT活用、なぜ今注目されているのか
「保育記録を手書きで書いていたら深夜になっていた」「連絡帳を毎日書くのが一番しんどい」——保育士の持ち帰り仕事の多さは長年の課題です。近年、こうした業務の負担を減らすためにICT(情報通信技術)を活用する園が増えています。
この記事では、保育現場でのICT活用の基本と、保育記録をデジタル化することで変わること・変わらないことをお伝えします。

保育現場でのICT活用とは
保育ICTとは、連絡帳・日誌・シフト管理・保護者向けお知らせなどの業務をデジタル化することです。専用のアプリやシステムを使うことで、手書きで行っていた作業をスマートフォンやタブレットで完結できるようになります。
主な活用場面
- 連絡帳のデジタル化:保護者とのやり取りをアプリ上で行うことで、紙の連絡帳の受け渡しがなくなります。
- 保育日誌の入力:タブレットで当日中に入力できるため、持ち帰り仕事が減ります。
- 写真の共有:活動中の写真を保護者へ安全に共有できます。
- シフト・出席管理:子どもの出欠確認をアプリで行い、集計の手間が省けます。
ICT導入で変わること
持ち帰り仕事が減る
手書きの日誌や連絡帳は、保育後に時間をかけて書く必要があります。ICTシステムを使うと、保育中の隙間時間に少しずつ入力できるため、退勤後の作業が大幅に減ります。
情報共有がスムーズになる
紙では担任しか見られなかった記録が、許可された範囲でスタッフ全員が確認できるようになります。「先週あの子が体調を崩していたのを知らなかった」という情報の抜け漏れが減ります。

ICT導入で変わらないこと
大切なのは、ICTは「手段」であって「目的」ではないということです。どんなにシステムが整っても、保育の質を決めるのは保育士の子どもへの関わり方です。記録を効率化することで生まれた時間を、子どもと向き合う時間に充てることが本来の目的です。
小規模園でのICT活用の現実
当園のような小規模園では、大きなシステムを導入する必要はなく、共有できるクラウドメモや写真共有ツールを組み合わせて使うだけでも業務の効率は大きく改善します。大切なのは「何の負担を減らしたいか」を明確にしてから、ツールを選ぶことです。
ICT導入前に整理すべきこと
ICTを導入する前に、「現在どの業務に最も時間がかかっているか」を具体的に把握することが重要です。連絡帳なのか、日誌なのか、シフト調整なのか——課題が明確になってから適切なツールを選ぶことで、導入後の満足度が上がります。
また、スタッフ全員がツールを使いこなせるよう、導入時の研修や操作サポートも欠かせません。「一部の人しか使えない」状態では、情報共有の恩恵が得られません。段階的に導入し、使いながら慣れていく方法が現場では定着しやすいです。
まとめ:ICTは保育士を楽にするための道具
ICT活用の目的は、保育士が「子どもと向き合う時間」を増やすことです。記録の効率化、情報共有のスムーズ化——これらが実現すると、保育士としての働きやすさが大きく変わります。ツールに振り回されるのではなく、ツールをうまく使いこなす視点を持ち続けることが大切です。屋久島・尾之間の小さな園でも、共有メモやクラウドストレージを活用することで、スタッフ間の連絡が大幅にスムーズになっています。
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