自然の中で子どもはどう成長する?観察して見えてきたこと

自然の中で育つ子どもたち

自然保育を実践する園で、子どもたちはどのように成長していくのでしょうか。日々の観察から見えてきたことをお伝えします。

屋久島の原生林の中を探検するあゆみの森こども園の園児

観察して見えてきた変化

体の変化

自然の中で遊ぶ子どもたちは、体が丈夫になります。起伏のある地面を歩くことでバランス感覚が育ち、木に登ることで腕力がつき、走り回ることで持久力が高まります。

風邪をひきにくくなった、という声もよく聞きます。外の空気を吸い、様々な菌に触れることで、免疫力が高まるのかもしれません。

心の変化

自然の中で過ごすと、子どもたちの表情が穏やかになります。イライラしていた子が落ち着いてきた、泣くことが減った、そんな変化が見られます。

自然には心を癒す力があるのでしょう。

苔むした岩や木に触れて感触を確かめるあゆみの森こども園の園児

知的好奇心の変化

「これは何?」「なぜ?」自然の中には、子どもの好奇心を刺激するものがたくさんあります。自分で調べようとする姿、図鑑を開く姿が増えてきます。

人との関わりの変化

自然の中での体験は、子ども同士の関わりも深めます。一緒に虫を探す、助け合って木に登る。共同作業を通じて、仲間意識が育まれます。

成長に必要な時間

自然の中での成長は、すぐに目に見えるものではありません。じっくりと時間をかけて、少しずつ変化が現れます。焦らず、子どもの成長を見守ることが大切です。

自然が教えてくれること

自然は、人間がコントロールできないものです。雨が降れば中止になり、虫に刺されることもある。思い通りにならない経験が、子どもを強くします。


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