【2026年】子どもの遊びはどう変わった?過去30年の変化とその背景をデータで解説
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子どもの遊びは30年前と大きく変わっている
「最近の子どもは外で遊ばなくなった」。こうした声を耳にすることが増えました。実際に、子どもの遊びのあり方はこの30年で大きく変化しています。外遊びの時間が減り、室内での遊びやデジタルメディアに触れる時間が増えたことは、さまざまな調査データからも明らかです。
この記事では、子どもの遊びがどのように変化してきたのかをデータとともに振り返り、その背景にある社会的な要因について整理します。子どもの遊び環境に関心のある保護者の方はぜひお読みください。

外遊び時間の減少
国土交通省や民間の調査によると、子どもが外で遊ぶ時間は1980年代と比較して大幅に減少しています。かつては放課後に近所の公園や空き地で遊ぶことが日常でしたが、現在は習い事や塾に通う子どもが増え、自由に遊べる時間そのものが少なくなっています。
また、外遊びの「場所」も変化しています。公園の遊具が安全基準の厳格化によって撤去されたり、ボール遊び禁止の公園が増えたりと、子どもが思いきり体を動かせる場所が限られてきているのが現状です。
室内遊び・デジタルメディアの増加
外遊びが減る一方で、室内での遊びやデジタルメディアに触れる時間は増加しています。内閣府の調査では、小学生のインターネット利用率は年々上昇しており、スマートフォンやタブレットを使う時間が子どもの余暇の中で大きな割合を占めるようになりました。
もちろん、デジタルツールがすべて悪いわけではありません。しかし、画面を通じた体験だけでは得られない感覚的な学びがあることも事実です。土の感触、風のにおい、虫の動きといった五感を使う体験は、実際に自然の中に身を置かなければ得られません。
遊びが変化した背景にあるもの
生活スタイルの変化
共働き世帯の増加に伴い、子どもが保育園や学童保育で過ごす時間が長くなりました。帰宅後の自由時間が限られるため、外で遊ぶ機会が自然と減っています。また、習い事の多様化により、週のほとんどが予定で埋まっている子どもも少なくありません。
安全への意識の高まり
不審者情報や交通事故への不安から、子どもだけで外に出すことに抵抗を感じる保護者が増えています。その結果、大人の見守りがある室内での遊びが中心になる傾向があります。
遊び場の減少
都市部では空き地や自然が残る場所が少なくなり、子どもが自由に遊べるスペースが限られています。地方でも、子ども同士が集まって遊ぶ機会は昔ほど多くありません。少子化の影響で、近所に同年代の遊び仲間がいないケースも増えています。

遊びの変化が子どもに与える影響
遊びの変化は、子どもの体力や運動能力、社会性の発達にも影響を与えるとされています。文部科学省の体力・運動能力調査では、子どもの体力が1985年頃をピークに低下傾向にあることが報告されています。また、外遊びの中で自然に身につく協調性や問題解決力といった力も、遊びの機会が減ることで育ちにくくなっている可能性があります。
こうした背景から、幼児期に五感を使った体験を豊かに積むことの重要性が、あらためて注目されています。
屋久島の自然の中で育つ子どもたち
あゆみの森こども園では、世界自然遺産の島・屋久島の豊かな自然環境を活かした保育を行っています。園庭にはアコウの大木があり、子どもたちは泥遊びや水遊び、森での活動など、五感をフルに使った遊びを日常的に経験しています。
子どもの遊びのあり方が変化している今だからこそ、自然の中でのびのびと遊べる環境には大きな価値があると考えています。
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