【2026年最新】保育士の残業の実態|なぜ定時に帰れないのか
Contents
定時に帰れない日が続いていませんか
保育が終わった後、子どもたちが帰ったはずの保育室で書類を書いている。家に帰っても壁面装飾の準備や指導計画の作成が待っている。「残業」という言葉で片付けるには、あまりに日常化しすぎている。保育士の多くが、こんな毎日を送っています。
保育士の残業は、目に見える残業と見えない残業があります。タイムカード上は定時退勤になっていても、実際にはサービス残業や持ち帰り仕事をしている。この「見えない残業」が、保育士の離職につながる大きな要因のひとつです。
この記事では、保育士の残業の実態と、残業が少ない園の特徴についてお伝えします。

保育士の残業はなぜ発生するのか
書類業務の多さ
保育日誌、月案、週案、個別指導計画、児童票、連絡帳への記入。保育士が作成する書類は驚くほど多いです。しかも、これらの書類は子どもが在園している時間帯には書けません。子どもから目を離せないからです。結果として、子どもが帰った後の時間や、昼寝の時間を使って書くことになります。
書類の量と質のバランスに悩む保育士は多いです。「丁寧に書きたいけれど、時間がない」「形式的に書いても意味がないけれど、凝り始めると終わらない」。この葛藤が、残業を生む構造のひとつです。
行事準備
運動会、発表会、お遊戯会、作品展。大きな行事の前は、準備の量が一気に増えます。衣装づくり、プログラムの作成、飾りつけ、練習のスケジュール管理。通常の保育をしながら行事準備も進めなければならず、勤務時間内にはとても終わりません。
行事そのものが悪いわけではありません。子どもの成長を保護者に見てもらえる貴重な機会です。問題は、行事の準備が保育士の善意やサービス残業に依存している場合があることです。
壁面装飾・製作準備
季節ごとの壁面装飾や、子どもの製作活動の下準備。画用紙を切る、型紙を作る、材料を揃える。細かい作業の一つひとつは短時間でも、積み重なると膨大な時間になります。「壁面装飾に凝るのは保育の本質じゃない」と思いつつも、園の方針で求められると断れない。こうした見えにくい業務が残業を膨らませています。

残業が少ない園の特徴
ICT化が進んでいる
書類のデジタル化が進んでいる園は、記入時間が大幅に短縮されます。保育日誌のテンプレート化、連絡帳アプリの導入、写真での記録共有。手書きでは30分かかっていた作業が、10分で終わるようになります。
行事を精選している
行事の数を見直し、本当に必要なものだけに絞っている園があります。あゆみの森こども園では発表会を行っていません。その代わり、2月に子どもプロジェクトのイベントがあり、日頃の活動の成果を保護者に見てもらう機会を設けています。大がかりな準備に追われることなく、日々の保育に集中できる環境です。運動会は11月に行いますが、準備に追われて日常の保育がおろそかになることがないよう、無理のない規模で実施しています。
役割分担が明確
「気づいた人がやる」ではなく、誰が何をやるかが明確になっている園は、業務が特定の人に偏りにくいです。ベテランと新人で業務量に差がありすぎる園は、新人が疲弊しやすくなります。
残業ゼロは難しくても、減らすことはできる
保育という仕事の性質上、残業をゼロにするのは簡単ではありません。子どものお迎えが遅れることもあれば、急な対応が必要になることもあります。でも、慢性的な残業を「仕方ない」と諦める必要はありません。書類の効率化、行事の精選、役割分担の見直し。一つひとつは小さな改善でも、積み重なれば大きな変化になります。
もし今の園で残業が常態化しているなら、改善を求めるか、環境を変えることを考えてみてください。
持ち帰り仕事のない環境で働きませんか
あゆみの森こども園では保育士を募集しています。園児28名に対して保育士5名、保育補助4名の体制です。お問い合わせはLINE公式アカウントからお気軽にどうぞ。



