保育士のやりがいを取り戻した話|環境を変えて気づいたこと

「私、保育士向いてないのかも」

4年間働いた園を辞める時、そう思っていました。子どもと向き合う時間より、書類や会議に追われる時間の方が長い。行事の準備で毎日残業。人間関係のストレス。「保育士って、こんなに辛い仕事だったっけ」と、毎日思っていました。

子どもは好きなはずなのに、子どもの前で笑えなくなっていました。「せんせい」と呼ばれても、以前のように嬉しくない。むしろ、「また何か対応しなきゃ」と身構えてしまう。保育士としての自分に、自信がなくなっていました。これは、もう限界だと思いました。

転職を考えた時、最初は保育士以外の仕事も探しました。事務職、販売職、全く違う業界。でも、結局また保育園を選びました。「環境が変われば、変わるかもしれない」という小さな希望を持って。諦めきれない気持ちが、どこかにあったのです。

あゆみの森こども園でジェンベを囲んで座る子どもたちの音楽活動風景

前の園で感じていたこと

子どもと向き合えない

前の園は、園児数が多く、毎日がバタバタでした。一人ひとりの子どもとじっくり関わる時間がない。「〇〇ちゃん、今日元気なかったな」と思っても、声をかける余裕がない。名前を呼んで、返事を待って、話を聞く。そんな当たり前のことができませんでした。

「保育」というより「管理」。子どもを安全に預かって、無事に帰す。それが精一杯でした。もっと一人ひとりと向き合いたい、もっと丁寧な保育がしたい。そう思っても、現実は許してくれませんでした。

評価されない

どんなに頑張っても、認められることがありませんでした。新しい活動を提案しても「余計なことしないで」。効率化のアイデアを出しても「今までのやり方でいい」。何をしても否定される。やる気がどんどん削がれていきました。

それなのに、ミスをすれば厳しく指摘される。成功しても褒められないのに、失敗は責められる。「私は何のためにここにいるんだろう」。そう思う日が増えていきました。

室内で集まって遊びを楽しむあゆみの森こども園の子どもたち

環境を変えて気づいたこと

子どもと過ごす時間が増えた

今の園に来て、一番驚いたのは「子どもと過ごす時間」が圧倒的に多いこと。書類は必要最低限、会議も短い。その分、子どもと遊んだり、話を聞いたりする時間が増えました。「あれ、これが本来の保育士の仕事だよね」と、思い出しました。

子どもの話を聞く、一緒に遊ぶ、成長を見守る。それができる環境が、ここにはありました。当たり前のことが、当たり前にできる。それが、こんなに幸せなことだとは思いませんでした。

子ども一人ひとりを見られる

前の園は、子どもの数が多くて、一人ひとりを見る余裕がありませんでした。でも今の園は少人数。「〇〇ちゃん、今日は元気ないな」「〇〇くん、最近成長したな」そういうことに、気づけるようになりました。

気づけると、関わり方も変わります。「何かあった?」と声をかける、「すごいね」と褒める。小さな関わりの積み重ねが、信頼関係を作っていく。それを実感できるようになりました。子どもの名前だけでなく、性格や好きなことまで把握できる。それが、保育の質を上げてくれます。

「ありがとう」が聞ける

前の園では、頑張っても認められることが少なかったです。でも今の園では、先輩も園長も「ありがとう」「助かったよ」「いいね」と言ってくれます。小さなことですが、それが嬉しい。「頑張ってる意味がある」と思えるようになりました。認められることで、もっと頑張ろうという気持ちになれます。

やりがいは戻ってきた

転職して半年。今は、子どもたちと過ごす時間が楽しいです。「せんせい、だいすき」と言われると、心から嬉しい。子どもの成長を見ると、「この仕事を選んで良かった」と思えます。保育士を辞めなくて良かった。環境を変えて良かった。今は、そう思っています。

もし、やりがいを見失っている方がいたら、伝えたいです。「保育士が向いていない」のではなく、「環境が合っていない」だけかもしれません。あなたがやりがいを感じられる場所は、きっとあります。


お問い合わせ

あゆみの森こども園では、保育士を募集しています。少人数の園で、子ども一人ひとりとじっくり向き合えます。職員寮完備で、島外からの移住も安心です。

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