保育士が転職3ヶ月目に「失敗した」と感じる理由|辞めるべきか続けるべきか

転職して3ヶ月目、「失敗したかも」と思うとき

転職したばかりの保育士が「失敗したかもしれない」と感じやすいのは、入職後3ヶ月目前後だと言われます。最初の1ヶ月は緊張と新鮮さで乗り切れる。2ヶ月目は少し慣れてきて周りが見え始める。そして3ヶ月目、「前の園のほうが良かったのでは」という気持ちが顔を出します。

これは保育士に限った話ではなく、転職全般で見られる現象です。でも、3ヶ月目に感じる違和感のすべてが「転職失敗」のサインとは限りません。新しい環境に適応する途中の自然な反応と、本当に合わないことの区別がつきにくい時期なのです。

あゆみの森こども園近くにあるパン屋ペイタの黄色い外壁の店舗

「失敗した」と感じやすい5つの場面

保育のやり方が前の園と違いすぎる

一斉保育中心の園から自由保育の園に移った場合、あるいはその逆。保育のスタイルが大きく変わると、自分のやり方が通用しないという感覚に陥ります。これは「失敗」ではなく「適応期間」の問題であることがほとんどです。新しいやり方を自分なりに吸収していく時間だと捉えてみてください。

人間関係がまだ築けていない

3ヶ月では、まだ職場の人間関係は完成しません。既存のスタッフの間にはすでにでき上がった関係性があり、そこに新しく入っていくのは時間がかかって当然です。自分だけ浮いている気がする。ランチの輪に入りにくい。こうした疎外感はごく普通のことで、半年くらいかけてゆっくり関係を作っていけば十分です。

給与や待遇が聞いていた話と違う

これは「失敗」に該当する可能性があります。面接で聞いた条件と実態が明らかに異なる場合は、早めに園長や事務担当に確認してください。単純な行き違いの場合もありますが、意図的に実態と違う条件を伝えていた場合は、その園に長くいる理由はないかもしれません。

残業や持ち帰り仕事が多い

求人には「残業少なめ」と書いてあったのに、実際は行事前に残業が続く。壁面装飾や制作物の持ち帰りがある。こうした「目に見えにくい労働」は入ってみないとわかりにくい部分です。改善を求めて実際に変わる園もあれば、「うちではみんなそうだから」で済まされる園もあります。

子どもとの関わりに手応えがない

新しい園で、子どもたちとの信頼関係がまだできていないうちは、保育に手応えを感じにくいものです。名前を覚えて、その子の好きなことや苦手なことを知って、日々のやりとりを積み重ねて初めて距離が縮まります。それには最低でも2〜3ヶ月はかかる。焦らず、目の前の子どもと一対一で向き合い続けることが近道です。

黄色いパラバルーンを空に向かって持ち上げるあゆみの森こども園の子どもたち

3ヶ月で判断していいことと、もう少し待つべきこと

3ヶ月で「辞めるべき」と判断してよい問題は、労働条件の虚偽、ハラスメント、法令違反などです。これらは時間が解決する問題ではありません。

一方で、保育スタイルの違いへの戸惑い、人間関係がまだ築けていない不安、仕事のペースが掴めない焦りといった問題は、もう少し時間をかける価値があります。半年経ってもつらさが変わらないなら、そのときにあらためて考えればいいのです。

転職は「失敗」ではなく「経験」になる

たとえ転職先が合わなかったとしても、その経験は次の園選びに必ず活きます。「自分にはこういう保育スタイルが合わない」「こういう規模の園のほうが居心地がいい」。合わないとわかったこと自体が大きな収穫です。保育士の資格はなくなりません。何度でもやり直しがきく。そのことだけは忘れないでください。


転職をお考えの方へ

あゆみの森こども園は屋久島の尾之間にある園児28名の小さな園です。スタッフ13名で、保育士を募集しています。職員寮あり(家賃5万円、正職員は住宅手当で半額)、就職準備金制度(最大40万円)もあります。

「いきなり応募は不安」という方も、まずはお話だけで構いません。LINE公式アカウントからお気軽にご連絡ください。

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