【2026年最新】保育士の処遇改善加算とは?3つの種類と仕組みをわかりやすく解説

処遇改善加算って結局なに?

「処遇改善で給料が上がるらしい」「処遇改善手当がついているから大丈夫」。保育士の待遇について調べると必ず出てくる「処遇改善」という言葉。でも、その仕組みをきちんと理解している保育士は意外と少ないのではないでしょうか。

処遇改善加算は、国が保育士の給与を底上げするために設けた制度です。園が受け取る公定価格に上乗せされる形で支給され、それが保育士の給与や手当に反映されます。ただし、どのように反映されるかは園によって異なります。この記事では、処遇改善加算の基本的な仕組みと、2026年時点の最新情報をわかりやすくお伝えします。

木のぬくもりあふれる保育室内のあゆみの森こども園の室内風景

処遇改善加算の3つの種類

処遇改善等加算Ⅰ

加算Ⅰは、職員の平均経験年数に応じて支給される加算です。園全体の職員の勤続年数が長いほど、加算率が上がります。基礎分と賃金改善要件分に分かれており、基礎分は園の経験年数に連動して自動的に決まります。賃金改善要件分は、園が前年度よりも賃金を改善していることが条件です。

ポイントは、加算Ⅰは「園全体」に対して支給されるものだということ。誰にいくら配分するかは園の裁量に任されています。つまり、同じ園で働いていても、配分の方針によって実際にもらえる金額は変わる可能性があります。

処遇改善等加算Ⅱ

加算Ⅱは、キャリアアップ研修を修了した保育士に対して支給される加算です。副主任保育士や専門リーダーなどの役職に就いた保育士に月額4万円、職務分野別リーダーには月額5000円が支給されます。この加算は対象者が明確なので、加算Ⅰよりも個人に届きやすい仕組みです。

ただし、キャリアアップ研修を受ける必要があるため、研修の機会が限られている地域では恩恵を受けにくいという課題もあります。離島や過疎地域では研修会場が遠く、参加のハードルが高いことがあります。

処遇改善等加算Ⅲ

加算Ⅲは2022年に新設された比較的新しい加算です。保育士1人あたり月額9000円程度の賃金改善を目的としています。加算Ⅰ・Ⅱと異なり、すべての職員を対象に幅広く配分することが想定されています。

地杉の天井が美しい保育室で開催される熱田園長の特別授業の様子

処遇改善が給与に反映されているか確認する方法

処遇改善加算は園に支給されるものなので、保育士個人の給与にどう反映されているかは給与明細を確認する必要があります。「処遇改善手当」「改善手当」などの名目で記載されている場合もあれば、基本給に組み込まれている場合もあります。

自分の園がどのように処遇改善を配分しているかわからない場合は、園長や事務担当に聞いてみましょう。透明性のある園であれば、配分の方針を説明してくれるはずです。逆に、聞いても明確に答えてもらえない園は、待遇面での不信感につながることがあります。

処遇改善だけで保育士の待遇は良くなるのか

正直なところ、処遇改善加算だけで保育士の待遇問題がすべて解決するわけではありません。加算額は確かに増えていますが、他業種との賃金格差はまだ残っています。また、加算が園を通じて支給される仕組みのため、園の経営方針によっては保育士の手取りに十分反映されないケースもあります。

ただ、制度としては年々改善されているのは事実です。保育士を取り巻く処遇は少しずつ良くなっています。大切なのは、制度を理解した上で「自分が納得できる待遇の園を選ぶ」ことです。

就職や転職を検討する際は、求人票に書かれている金額の内訳を確認してみてください。「月給○万円」の中に処遇改善手当がいくら含まれているのか、基本給はいくらなのか。この内訳によって、賞与の計算基準や将来的な昇給の見通しが変わってきます。面接で待遇について質問することは決して失礼ではありません。むしろ、自分の生活を守るために必要なことです。


あゆみの森こども園の待遇について

あゆみの森こども園では、基本給と処遇改善手当を合わせて月20万円程度、賞与は年2回計2ヶ月分(7月・12月)を支給しています。待遇の詳細についてお気軽にお問い合わせください。

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