新人保育士が辛いと感じる場面別・具体的な対処法
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「辛い」にも種類がある
新人保育士の「辛い」は、一括りにできません。先輩が怖くて辛い、仕事が覚えられなくて辛い、保護者対応が辛い、体力的に辛い。それぞれ原因が違えば、対処法も違います。
この記事では、新人保育士がよく直面する「辛い場面」を4つ取り上げ、それぞれの具体的な対処法をお伝えします。明日からすぐに使えるヒントを、ぜひ持ち帰ってください。全部を一度に実践する必要はありません。一つでも「これならできそう」と思うものを試してみてください。

場面別・具体的な対処法
場面1:先輩に質問できない
「忙しそうで声をかけづらい」「また聞いたら怒られそう」そんな思いから、分からないことを聞けずに一人で抱え込んでいませんか。聞けないまま自己判断でやってしまい、結局ミスになる。そんな悪循環に陥っている方も多いでしょう。
対処法:質問の「型」を使う
質問するときは、「〇〇について確認させてください。私は△△だと思っているのですが、合っていますか?」という型を使いましょう。自分の考えを先に示すことで、先輩は「YES/NO」で答えられます。「どうすればいいですか?」という丸投げの質問より、ずっと答えやすいのです。
また、質問するタイミングも重要です。保育中ではなく、子どもがいない時間(昼寝中、降園後など)を狙いましょう。「今、お時間よろしいですか?」と一言添えるだけで、印象は大きく変わります。
場面2:子どもが言うことを聞いてくれない
先輩が言うと動くのに、自分が言うと無視される。「なめられている」と感じて、落ち込むことがありますよね。声を大きくしても響かない、何度言っても聞いてくれない。自信をなくしてしまう場面です。
対処法:まず「関係づくり」から
子どもは「何を言うか」より「誰が言うか」で動きます。信頼関係がない相手の言葉は、響きにくいのです。まずは、指示を出すことより、一緒に遊ぶことを優先しましょう。「この先生、楽しい」と思ってもらえれば、自然と話を聞いてくれるようになります。
また、声の出し方も重要です。遠くから「〇〇くーん!」と叫ぶより、近づいて目線を合わせて「〇〇くん」と呼ぶ方が、ずっと届きます。

場面3:保護者対応が怖い
「今日、園でどうでしたか?」と聞かれて、何を答えればいいか分からない。クレームが来たらどうしよう、と緊張する。新人にとって、保護者対応は大きな壁です。言葉が出てこなくて、しどろもどろになってしまうこともあるでしょう。
対処法:「事実」と「エピソード」を準備する
保護者への報告は、「事実」と「エピソード」を分けて準備しましょう。事実は「給食を完食しました」「お昼寝は1時間でした」など。エピソードは「今日、〇〇ちゃんとブロックで電車を作っていました」など。
特にエピソードは、その日のうちに小さなメモを残しておくと、降園時にスラスラ話せます。「今日は特に何もなかったです」より、小さなエピソードを一つ伝える方が、保護者は安心します。
場面4:書類が終わらない
日誌、週案、月案、個人記録。書くことが多すぎて、いつまでも終わらない。先輩はサッと書けるのに、なぜ自分だけこんなに時間がかかるのか。残業が続いて、心身ともに疲弊してしまいます。
対処法:「型」と「ストック」を作る
毎回ゼロから書くのではなく、使い回せる「型」を作りましょう。例えば、日誌の書き出しを「今日は〇〇活動を行った。」と固定する。週案の「ねらい」をいくつかストックしておく。これだけで、書く時間はぐっと短縮できます。
また、先輩の書類を見せてもらい、構成や言い回しを参考にするのも有効です。「真似」から始めて、徐々に自分の言葉に変えていけばいいのです。
完璧を目指さなくていい
新人のうちから完璧にできる人はいません。先輩たちも、最初は同じように悩んでいました。「今日はこれができた」と、小さな成長を自分で認めてあげてください。
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