【2026年最新】保育士の人間関係ストレス|小規模園だからできる対処法
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保育士の退職理由、1位は「人間関係」
保育士の退職理由として、さまざまな調査で繰り返し上位に挙がるのが「職場の人間関係」です。給与や労働時間の問題もありますが、「一緒に働く人との関係がつらい」という理由で園を離れる保育士は少なくありません。
園長として正直に言えば、人間関係の問題をゼロにすることは不可能です。人が集まれば摩擦は生まれます。ただ、問題が起きたときにどう対処するか、そもそも問題が深刻化しにくい環境をどう作るかは、園の運営次第だと考えています。あゆみの森こども園はスタッフ13名の小さな組織ですが、だからこそ取り組めていることをお伝えします。

小規模園だからこそ「顔が見える」
大規模園では、同じ園で働いていても別のクラスの先生とはほとんど話さないということが起こります。情報が伝わらない、考え方の違いがすれ違ったまま放置される。こうした状況が人間関係のストレスにつながります。
当園は保育士5名、保育補助4名、調理員1名、園バス運転手2名、園長の合計13名です。毎日全員の顔が見え、声が聞こえる距離にいます。「あの人が何を考えているかわからない」という不安が生まれにくい環境です。
園庭に出ると、アコウの大木の下で子どもたちが毎日遊んでいます。あの木は園のシンボルのような存在で、スタッフも子どもも保護者も、みんなが同じ木の下で時間を過ごします。物理的に距離が近いということは、コミュニケーションの回数が自然と増えるということです。大きな組織では仕組みで解決しなければならないことも、小さな園では日常のやりとりの中で解消されることが多いです。
意見の違いは悪いことではない
保育に対する考え方は、経験年数や保育観によって当然違います。「もっと自由に遊ばせたい」と思う人と「安全を優先したい」と思う人がいるのは普通のことです。大事なのは、その違いを「あの人とは合わない」で終わらせず、対話の材料にすること。当園では月に1回のスタッフミーティングに加え、日常的に「これどう思う?」と聞き合える雰囲気を大切にしています。

「上下関係」ではなく「役割の違い」
保育業界では、先輩後輩の上下関係が厳しい園もあると聞きます。新人が意見を言えない、ベテランのやり方に従うしかない。そういう空気が人間関係のストレスを生みます。
当園では「園長の指示に黙って従う」という文化は作りたくないと思っています。もちろん最終的な判断は園長が行いますが、現場の保育士がいちばん子どもの近くにいるのだから、その人の感じたことは大切にしたい。「園長、ちょっといいですか」とスタッフが声をかけやすい関係性を意識しています。
それでもストレスはゼロにはならない
正直に言えば、小規模園にも人間関係のストレスはあります。距離が近いぶん、逃げ場がないと感じることもあるかもしれません。合う人も合わない人もいます。完璧な職場は存在しません。
ただ、問題を見て見ぬふりをしない、困ったときに相談できる人がいる、それだけで職場のストレスはかなり軽減されます。「つらくなったら言ってほしい」。これはきれいごとではなく、小さな園だからこそ本気で守れる約束です。スタッフが安心して働ける環境を作ることが、結果的に子どもたちにとっても良い保育につながると信じています。
一緒に働きませんか
あゆみの森こども園では保育士を募集しています。基本給に処遇改善手当を合わせて月20万円程度、賞与は年2回計2ヶ月分です。職員寮も完備しています。
まずは園の雰囲気を知りたいという方も歓迎します。ご質問はLINE公式アカウントからお気軽にどうぞ。
採用についての詳しい情報は採用情報ページをご覧ください。



