2026年版|あゆみの森こども園の自園調理|屋久島の食材・みそづくり・食育の実践

給食の時間が、食育の時間になっている

屋久島・あゆみの森こども園の給食は自園調理です。調理員が毎朝、その日の献立に合わせて食材を準備し、園の調理室で作ります。子どもたちが食べる頃には、調理室から食事のにおいが漂ってくることもあります。「今日のごはん何かな」という会話が昼前から始まることもあります。

この記事では、あゆみの森こども園の給食の実際——使っている食材・食育活動との連動・保護者への情報共有——についてお伝えします。

あゆみの森こども園近くにあるパン屋ペイタの黄色い外壁の店舗

屋久島の地元食材を給食に使う

あゆみの森こども園の給食では、地域の食材を積極的に使っています。

パン屋ペイタの食パン

尾之間近くにあるパン屋ペイタの食パンを給食に使っています。島内で作られたパンを、作った人の顔が分かる形で子どもたちに届けられることを大切にしています。子どもたちの中には「ペイタのパン!」と嬉しそうにする子もいます。

地元の豆腐屋さんの豆腐

島内の豆腐屋さんから仕入れた豆腐も給食に使っています。スーパーで売られているパック豆腐とは食感が違い、子どもたちが「やわらかい」「好き」と反応することがあります。地元の食材が当たり前のように食卓に並ぶ環境が、屋久島で育つ子どもたちの食の記憶になっていきます。

食育活動と給食の連動

ジャガイモの栽培と収穫

毎年、園の活動としてジャガイモの栽培に取り組んでいます。土を耕すところから、種芋を植え、水やりをして、収穫まで——子どもたちが関わった野菜が実際に食卓に上がります。「自分で育てたもの」を食べる体験は、野菜が苦手な子どもにも「食べてみよう」という気持ちを引き出すことがあります。

味噌づくり

毎年、麦麹を使った味噌づくりを子どもたちと一緒に行います。大豆を煮てつぶし、麦麹と塩を混ぜ、団子にして樽に仕込む——子どもたちにとって「味噌はどこから来るのか」が体験として分かります。数ヶ月後に熟成した味噌を実際の給食で食べることで、食べ物が時間をかけて作られるものだということを感覚として知っていきます。

秋の落ち葉を集めた山で自然遊びを楽しむあゆみの森こども園の子どもたち

アレルギー対応についての正直な説明

あゆみの森こども園では、除去食・代替食の提供は行っていません。アレルギーのある食材を給食に使用する日は、対象の3歳以上のお子さんにお弁当をご持参いただいています(1〜2歳児はもともとお弁当持参です)。完全なアレルギー対応ができないことを事前にご理解いただいた上で入園をお決めいただくようお願いしています。

食材に関するご不明な点・アレルギーについてのご相談は、入園前にお気軽にお問い合わせください。

給食を通じて「食べることが好き」な子どもに

保育の場での食事は、栄養を摂ることだけが目的ではありません。友だちと同じものを食べる、「おいしい」を一緒に感じる、食材の由来や作られ方を知る——こうした体験の積み重ねが、食べることを好きになる土台になります。

あゆみの森こども園では、給食の時間がそうした体験の場になるよう、食材の選び方から子どもたちへの関わり方まで丁寧に取り組んでいます。野菜が苦手だった子が、自分で育てたジャガイモなら食べられた——そういう場面が毎年どこかで生まれます。食べることへの興味は、強制ではなく体験の中から育ちます。屋久島の豊かな自然と地域の食材に囲まれた環境だからこそ、この取り組みが自然な形で続いています。


給食・入園のご相談はLINEから

給食の内容や食育の取り組みについて詳しく知りたい方は、LINE公式アカウントからお気軽にご連絡ください。日々の活動の様子はInstagramでも発信しています。

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