お試し保育で子どもが泣いても大丈夫|慣らし保育中の不安に現場保育士が答えます

慣らし保育中ずっと泣いています——これ、大丈夫ですか?

慣らし保育が始まって数日、子どもが毎朝大泣きしている。お迎えに行くたびに泣きはらした顔を見て、「こんなに泣かせてかわいそう」「もう少し家にいさせたほうがいいのか」と感じる保護者の方は少なくありません。

先に伝えておきます。泣くのは普通です。泣き続けることも珍しくありません。保育士として現場で見ている立場から、泣いていても預けていい理由と、保護者の方に知っておいてほしいことをお伝えします。

緑色のボールプールで全身を使って遊ぶこども園の園児たち

泣くのは「慣れているプロセス」のサイン

子どもが泣くのは、「この場所は嫌だ」ということではなく、「お母さん(お父さん)がいない不安」を表現しているだけのことがほとんどです。保護者が見えなくなった後、ほとんどの子どもは15〜20分程度で泣き止み、遊び始めます。

保育士は長年その様子を見てきています。「泣きながらも遊べている」「おやつは食べている」「友だちに笑顔を向けている」という場面があれば、慣れているプロセスの中にいるサインです。

保護者の顔を見たときだけ泣く子もいる

日中は楽しく過ごしているのに、迎えに来た保護者の顔を見た瞬間に号泣する——という子も多いです。これは甘えの表れであり、むしろ「保護者との愛着がしっかりある」証拠です。泣きはらした顔を見て「かわいそう」と感じてしまいますが、それだけ親との絆が深いということです。

慣らし保育中に保護者がやりがちなNG行動

こっそりいなくなる

「泣くから」という理由で、子どもが気づかないうちにそっとその場を離れる保護者の方がいます。気持ちはわかります。しかし子どもの側から見ると、「突然いなくなった」という体験になります。それが繰り返されると、「いつまたいなくなるかわからない」という不安が強くなります。

泣いていても、「行ってくるね、あとで迎えに来るよ」と伝えてから離れることが、子どもの安心感を育てます。

お迎えを早めすぎる

泣いているという連絡を受けてすぐ迎えに行くことが続くと、子どもは「泣けば帰れる」という学習をすることがあります。保育士から「今日は少し落ち着いています」という状況報告を聞きながら、お迎えの時間を大きく変えないことが、長い目で見て子どもの慣れを助けます。

園舎前で保護者と一緒に壁のペンキ塗りをする親子活動の様子

慣れるまでの期間は人それぞれ

1週間で泣かなくなる子もいれば、1ヶ月経っても朝は泣く子もいます。これは子どもの個性であり、慣れるのが遅い子が「弱い」わけではありません。慎重で感受性が豊かな子ほど、環境の変化に敏感であることが多いです。

あゆみの森こども園では、子ども一人ひとりのペースに合わせて慣らし保育を進めるようにしています。「早く慣れさせなければ」と急がず、子どもが自分なりに安心感を積み上げていくのを待つことが大切だと考えています。

心配なときは遠慮なく保育士に相談を

「いつになったら慣れますか?」「こんなに泣いていても大丈夫ですか?」という疑問は、どんなささいなことでも保育士に聞いてください。日中の子どもの様子、食事・昼寝・友だちとの関わり——保育士はその場で見ています。保護者が見えない時間の子どもの様子を伝えることも、保育士の大切な役割です。

あゆみの森こども園はスタッフ13名・在園児28名の小さな園です。一人ひとりの子どもの様子を保育士が把握しやすく、「今日はこんな場面がありました」という細かい報告ができる環境があります。慣らし保育中に不安を感じたら、いつでも担任に声をかけてください。


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