保育参観で5歳児の親が見ておきたいポイント|「できる・できない」より大切なこと
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保育参観の日、子どもがいつもと違う——それでいいんです
保育参観に来てみたら、子どもが恥ずかしがってしまっていた。いつもは元気なのに固まっている。逆に張り切りすぎてふざけている——そういう「いつもと違う」場面を目にして、「これは普段どうなんだろう」と感じる保護者の方は多いです。
先に伝えておくと、参観日にいつもと違う様子になること自体は、ごく自然なことです。大切なのは「何ができたか」より「何を感じたか」を見ること。この記事では、5歳児の保育参観で保護者が意識したい視点をお伝えします。

「できる・できない」より「どう関わっているか」を見る
5歳児は、できることの幅がぐっと広がる時期です。ハサミが上手に使える、文字が書ける、友だちと役割を決めてごっこ遊びができる——そういった「できること」を確認したくなるのは自然な気持ちです。
ただ、保育参観の場で見ていただきたいのは、それ以上のことです。困ったときにどうするか。友だちとぶつかったときにどう対処しているか。自分から声をかけられるか、待てるか、諦めずに続けられるか——こうした「関わり方」のほうが、5歳児の育ちの核心に近いです。
保育者との関わりにも注目してみる
子どもと保育士がどう関わっているかを見ることも、参観の大切な視点のひとつです。
保育士がどんな言葉をかけているか、子どもが何かを伝えようとしているときにどう受け止めているか。「すごいね」「上手だね」という評価の言葉より、「どうしてそう思ったの?」「次はどうしたい?」という問いかけが多い保育者は、子どもの内側を引き出そうとしています。こうした関わり方が、園の保育の姿勢を映しています。
あゆみの森こども園の保育参観での様子
あゆみの森こども園では、参観日でも特別なプログラムを用意することはほとんどありません。ふだんの保育の延長線上で、子どもたちが遊び・活動・友だちとの関わりを続ける様子をそのまま見ていただきます。
5歳児は森の活動、ジェンベ、子どもプロジェクトなど多様な活動に取り組んでいます。参観の日に何をしているかは時期によって変わりますが、「この子たちは今、何に夢中なのか」が見える場面を大切にしています。

参観後に子どもに聞いてみること
家に帰ってから「今日どうだった?」と聞くとき、「何ができた?」より「今日、楽しかった?」「誰と遊んだ?」という聞き方のほうが、子どもが話しやすくなります。
参観で見た場面を話題にするのもいいです。「あのとき、〇〇ちゃんと何してたの?」「ジェンベ、かっこよかったよ」という具体的な声かけが、子どもにとって「ちゃんと見てもらえた」という感覚につながります。
参観を「評価の場」にしない
保育参観は、わが子を評価する場でも、他の子と比べる場でもありません。園での子どもの日常を一緒に体験し、「うちの子はこんな環境で育っているんだ」と感じていただく場です。
保護者が来てくれたことで、子どもは「見てもらえた」という安心感を得ます。その安心感が、子どもの自己肯定感につながっていきます。参観日に「何もできていなかった」と感じても、来てくれたこと自体に意味があります。参観の後は「今日見に来たよ、楽しそうだったね」という一言を、ぜひ伝えてあげてください。それだけで子どもには十分伝わります。
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