【2026年】保育園の午睡は何歳まで?年齢別の目安とやめどきの見極め方

午睡は何歳までするもの?

保育園に通わせている保護者から、「うちの子、まだお昼寝してるんですか?」「年長なのにお昼寝って必要ですか?」という質問をいただくことがあります。小学校にはお昼寝の時間がないため、就学前にやめたほうがいいのでは、と心配されるのも当然です。

結論から言えば、午睡が必要かどうかは年齢だけでは決められません。ただ、年齢によっておおまかな傾向はあります。保育の現場で子どもたちを見ている立場から、午睡についての考え方をお伝えします。

畳スペースのある和室風の保育室内の様子

年齢別の午睡の目安

1〜2歳児

この年齢の子どもにとって、午睡は生活の一部です。午前中に思いきり体を動かして遊んだあと、昼食を食べ、午睡で体を休める。このリズムが安定することで、情緒も安定します。1〜2歳児の午睡時間は1時間半から2時間程度が一般的です。

3歳児

3歳になると、午睡を必要とする子としない子が分かれ始めます。まだ毎日ぐっすり眠る子もいれば、布団に入っても目がぱっちり開いている子もいる。この時期は個人差が大きいため、一律に「寝なさい」と強制するのではなく、体を休める時間として位置づけることが大切です。

4〜5歳児

4歳以降は、午睡をなくす園が増えてきます。体力がついてきて、昼寝をしなくても夕方まで元気に過ごせる子が多くなるためです。また、午睡をすると夜の就寝時間が遅くなるという声も保護者から聞きます。

あゆみの森こども園では、4歳児と5歳児はお昼寝をしていません。その代わり、午後の活動を充実させています。1〜3歳児はお昼寝の時間を設けており、子どもの成長に合わせた対応をしています。

午睡をやめるタイミングの見極め方

「何歳でやめる」という基準より、子どもの様子を見て判断するのが理想です。以下のサインが見られたら、午睡を減らす時期かもしれません。

布団に入っても30分以上眠れない日が続く。午睡をした日の夜、なかなか寝つけない。午睡をしなくても夕方まで機嫌よく過ごせる。こうした変化が見られたら、保育士に相談してみてください。

ただし、体調や季節によって変動もあります。夏場は体力を消耗しやすいので、普段は午睡なしで過ごしている子でも、疲れが出る日もある。そういうときは無理をさせず、横になる時間を設けることもあります。柔軟に対応することが大切です。

木製の家具と教材が配置されたあゆみの森こども園の保育空間

午睡と夜の睡眠の関係

「昼寝をすると夜寝ない」という保護者の悩みは非常に多いです。実際、午睡の長さや時間帯が夜の睡眠に影響を与えることは研究でも示されています。

ポイントは、午睡の終了時刻です。15時以降まで昼寝をしていると、夜の就寝時間が遅くなりやすい。逆に、14時台に起きていれば夜の睡眠への影響は比較的少ないとされています。園での午睡の時間帯を確認し、家庭での就寝時間と照らし合わせてみてください。

小学校入学を見据えて、年長の後半から午睡をなくし、早寝早起きのリズムを整えていくことは、就学準備としても有効です。

園によって違う午睡の方針

午睡の扱いは園によってかなり異なります。5歳児でも午睡を実施している園もあれば、3歳児から午睡をなくしている園もある。どちらが正解ということはなく、園の保育方針や子どもたちの生活リズムに合わせた判断です。

園を選ぶ際に、午睡の方針は確認しておきたいポイントのひとつです。特に「うちの子は昼寝をすると夜寝ない」というお悩みがある場合、午睡の有無は園選びの重要な判断材料になります。見学の際に「何歳から午睡をなくしていますか」「午睡をしない子への対応はどうしていますか」と聞いてみてください。

あゆみの森こども園では、4歳児・5歳児は午睡なし、1〜3歳児は午睡ありという方針で運営しています。この形に落ち着くまでには試行錯誤がありましたが、子どもたちの生活リズムと夜の睡眠の質を総合的に考えた結果です。


午睡や生活リズムのご相談

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