保育士1年目で「辞めたい」と思ったときに読んでほしい話

「向いていないかも」と思ったことはありますか

保育士1年目のある日、帰り道にふと「自分は保育士に向いていないのかもしれない」と思った。そういう経験をした人は、実はかなり多いのではないでしょうか。養成校で何年も学んで、資格を取って、就職活動をして、やっと保育士になったのに。理想と現実のギャップに打ちのめされる瞬間は、誰にでも訪れます。

でも、ちょっと待ってください。「向いていない」と感じること自体が、保育と真剣に向き合っている証拠です。何も考えずに仕事をこなしているだけなら、そんな悩みは生まれません。

1年目に「辞めたい」と思うのは普通のこと

厚生労働省の調査によれば、保育士の離職率は約10%前後で推移しています。退職理由の上位に挙がるのは人間関係、給与、仕事量。1年目の保育士が辞めたいと感じるのは、個人の資質の問題ではなく、構造的な問題です。

とくに人間関係の悩みは深刻です。先輩との相性が合わない、指導が厳しすぎる、質問しにくい雰囲気がある。こうした環境は、個人の努力だけではどうにもなりません。園の文化や風土によるところが大きいです。

開放的な吹き抜け空間のあるあゆみの森こども園の玄関ホール

「辞める」前に考えてほしいこと

今の園が合わないだけかもしれない

保育士を辞めたいのか、今の園を辞めたいのか。ここを区別することが大切です。保育の仕事自体は好きなのに、園の方針が合わない、人間関係がつらい、労働環境が厳しいだけかもしれません。園を変えれば解決する悩みを、「保育士に向いていない」と結論づけるのはもったいないです。

1年目と2年目は別世界

1年目は何もかもが初めてです。運動会も、発表会も、保護者面談も。すべてが「初体験」なので、精神的な消耗が激しい。でも2年目になると、一度経験したことの繰り返しになるので、格段に楽になります。「去年のこの時期はこうだった」という見通しが持てるようになるだけで、不安の量がまったく違います。

相談できる人を一人見つける

園の中に一人でも話を聞いてくれる人がいると、踏ん張れることがあります。同期でも、先輩でも、園長でも。「実は最近きついんです」と言えるだけで楽になることがあります。もし園内にそういう人がいなければ、保育士の相談窓口を利用するのも手です。

絵本棚の前で熱田園長の話を聞くあゆみの森こども園の子どもたち

体の不調は心からのサイン

1年目の後半になると、体に症状が出てくる人もいます。朝起きられない、食欲がない、眠れない、日曜日の夜になると胃が痛くなる。こうした症状は、心が限界に近づいているサインです。「まだ1年目だから」「みんな大変なんだから」と自分に言い聞かせて我慢しないでください。

身体の不調が続くようなら、園長や信頼できる人に早めに相談してください。場合によっては休職という選択肢もあります。休むことは逃げることではありません。回復してからまた保育の現場に戻る人はたくさんいます。

環境を変えるという選択も間違いではない

「石の上にも三年」とは言いますが、心身を壊してまで続ける必要はありません。明らかに労働環境に問題がある場合、早めに見切りをつけることも大事な判断です。

園によって雰囲気は驚くほど違います。100人以上の園と28人の園では、保育の質も人間関係の密度も別物です。大きな園で苦しんでいた保育士が、小さな園に移って「やっと自分らしい保育ができるようになった」と話すケースを見てきました。

もし「保育士の仕事は好きだけど、今の環境がつらい」と感じているなら、別の園を見学してみてください。自分に合う場所は、必ずあります。


一人で悩まないでください

あゆみの森こども園では、保育士を募集しています。経験の浅い方も歓迎です。まずは気軽にLINE公式アカウントからお話ししましょう。

園の日常の様子はInstagramで見られます。雰囲気を知る参考にしてください。

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