【2026年】保育園の朝、子どもが泣くのはいつまで?登園しぶりの原因と年齢別の対応
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玄関で泣きじゃくる我が子を置いて出勤する朝のつらさ
毎朝保育園の玄関で大泣きされると、「この子にとって保育園は嫌な場所なんじゃないか」「無理に預けてるんじゃないか」と罪悪感でいっぱいになりますよね。仕事に向かう車の中で涙が出た、という話も何度も聞いてきました。
先に結論を言うと、朝泣くことと保育園が嫌いかどうかは、ほとんどの場合イコールではありません。園長として何百人もの子どもたちの朝を見てきましたが、玄関で泣いていた子が5分後にはケロッとして遊んでいる、なんてことは日常茶飯事です。大人が思うほど、子どもは引きずりません。

年齢別に見る「朝泣く」の意味
1歳児:分離不安がピークの時期
1歳児の朝泣きのほとんどは、お母さんやお父さんと離れることへの不安です。これは発達的にとても自然なこと。大好きな人と離れるのが悲しいから泣く。むしろ、愛着がしっかり形成されている証拠ともいえます。
あゆみの森こども園では、1歳児クラスは別のお部屋で少人数で過ごしています。担当の保育士が一対一に近い形で受け入れるので、泣いている子も抱っこされて落ち着く時間がしっかりあります。窓の外から園庭のアコウの木が見えると、指をさして泣き止む子もいます。
2〜3歳児:自己主張が出てくる時期
「行きたくない」が言えるようになるのがこの時期。昨日は楽しそうに通っていたのに、今朝は「ヤダ」と言い出す。気分のムラがあるのも、この年齢の特徴です。
家でお気に入りの遊びをしている途中だった、朝の支度が急かされて嫌だった、という些細なきっかけが多いです。深刻な理由があるケースは実は少なくて、たいていは切り替えの問題。園に着いてしまえば、お友だちの姿を見て「あ、遊ぼう」と気持ちが変わります。
4〜5歳児:言葉で理由を説明できる
年齢が上がると、泣くことはだいぶ減ります。ただし、「今日はプールの日だから行きたくない」「○○ちゃんとケンカした」など、具体的な理由が見えてくることがあります。この場合は理由に向き合って対処することが大切です。4〜5歳になると自分の気持ちを言葉にできるので、まずはじっくり聞いてあげてください。
保育士が朝の受け入れでやっていること
保護者の方は泣いている我が子を見て心が痛むと思いますが、保育士はプロです。朝の受け入れ対応にはいくつかのコツがあります。
まず、保護者との別れは短く済ませること。長引くほど子どもの泣きもエスカレートします。「行ってきます」と笑顔で声をかけたら、振り返らずにさっと行ってもらう。ちょっと冷たく感じるかもしれませんが、それがいちばんスムーズです。
園では、泣いている子をすぐに抱き上げて、窓から外を一緒に見たり、お気に入りのおもちゃのところに連れて行ったりします。屋久島のモッチョム岳が保育室の窓から見える日は、「今日はお山が見えるね」と話しかけるだけで気持ちが切り替わる子もいます。天気の話は、小さな子にも効くんです。
お友だちの力も借ります。「○○ちゃん、一緒にブロックしよう」と年上の子が声をかけてくれることもあって、異年齢で過ごしている園ならではの光景です。

「朝泣く」はいつまで続くのか
個人差はありますが、入園から1〜3ヶ月で落ち着くケースがほとんどです。月曜日だけ泣く子、長期休み明けに泣く子など、パターンも様々。ゴールデンウィーク明けに一時的に戻ることもありますが、これも想定内です。一度乗り越えた経験があるので、2回目は早く落ち着きます。
半年以上続く場合は、園での過ごし方に何か原因がないか、保育士と一緒に考えてみましょう。連絡帳やお迎えのときの会話が、解決のヒントになることがあります。
保護者の方に覚えておいてほしいこと
朝泣いていても、日中は楽しく過ごしているお子さんがほとんどです。お迎えのとき「今日どうだった?」と聞いてみてください。「○○して遊んだ」「給食おかわりした」と嬉しそうに話す姿を見れば、きっと安心できるはずです。
それでも不安なときは遠慮なく聞いてください。「今日、泣き止むまでどのくらいかかりましたか?」と聞いてもらえれば、具体的にお伝えできます。保護者の不安が減ることが、結果的にお子さんの安心にもつながります。
ご相談はいつでもどうぞ
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園の雰囲気を事前に知りたい方は、見学も随時受け付けています。入園案内ページから詳細をご確認ください。




