【2026年】異年齢保育の園を見学するときに見るべき4つのポイント|園選びで失敗しないために

異年齢保育の園を見学するとき、何を見ればいいのか

「異年齢保育がいいと聞いたけれど、実際にどんな園を選べばいいの?」。入園先を検討している保護者の方から、こうした相談をいただくことがあります。異年齢保育を掲げている園は増えていますが、その実践の中身は園によってさまざまです。見学に行ったときに何を見れば、質の高い異年齢保育をしているかがわかるのか。園長の立場からお伝えします。

カラフルな帽子をかぶって地面で自然遊びをする園児たち

観察ポイント1:年下の子が萎縮していないか

異年齢保育では年上の子と年下の子が一緒に過ごします。このとき、年下の子が年上の子に圧倒されて遊びに参加できていなかったり、隅のほうで固まっていたりする園は要注意です。質の高い異年齢保育では、年下の子が安心して自分のペースで過ごせる環境が整っています。

当園では2歳から5歳までの異年齢保育を実施していますが、2歳児が5歳児の遊びについていけないときに、保育士が間に入って橋渡しをすることがあります。「一緒にやってみる?」「こっちで別の遊びをしようか」。子どもの表情を見ながら、無理なく場に入れるようサポートしています。

観察ポイント2:年上の子が「お世話係」になっていないか

年上の子が年下の子の面倒を見る場面は異年齢保育の良さのひとつです。ただし、年上の子がいつも年下の子の着替えや食事の手伝いばかりさせられている園は、バランスが偏っています。年上の子にも自分の遊びに没頭する時間が必要です。

見学のとき、5歳児が自分の好きな遊びに集中している時間があるかどうかを見てください。年下の世話をする場面と、自分の遊びに夢中になる場面の両方があるのが健全な異年齢保育です。

屋久島の山々を背景にした園庭で遊ぶあゆみの森こども園の子どもたち

観察ポイント3:保育士の配置と関わり方

異年齢保育は、同年齢保育よりも保育士の力量が問われます。発達段階が異なる子どもたちが一緒にいるため、一斉に同じ活動をさせるだけではうまくいきません。年齢ごとに必要なサポートが違うので、保育士が子ども一人ひとりを見ている余裕があるかどうかは重要なチェックポイントです。

見学の際に「異年齢で活動するときと、年齢別に分かれるときの使い分けはどうしていますか」と聞いてみてください。一日中ずっと異年齢で過ごしている園もあれば、活動内容によって年齢別に分ける園もあります。当園では基本的に2歳から5歳が一緒に過ごしますが、体を使う活動など年齢差が大きく影響する場面では分けることもあります。

観察ポイント4:子ども同士のやりとりの質

異年齢保育が機能している園では、子ども同士の自然なやりとりが見られます。年上の子が年下の子に遊び方を教えている、年下の子が年上の子の真似をしている、一緒に笑っている。こうした場面が日常的に起きているかどうかは、短い見学時間でも感じ取れるものです。

逆に、年齢の違う子ども同士がほとんど関わっていない園は、形だけの異年齢保育になっている可能性があります。同じ部屋にいるだけでは異年齢保育とは言えません。子ども同士のやりとりが生まれる仕掛けや環境を、園がどう作っているかがポイントです。

メリットだけで選ばない

異年齢保育にはメリットが多いですが、お子さんの性格や発達の状況によっては、同年齢の集団のほうが合う場合もあります。「異年齢保育がいい」と決めつけるのではなく、実際の保育の様子を見て、お子さんが安心して過ごせる環境かどうかで判断してください。園の雰囲気は見学しないとわかりません。ぜひ一度、実際に足を運んでみてほしいと思います。


見学のご案内

あゆみの森こども園は園児28名、スタッフ13名の小さな園です。異年齢保育の様子を実際にご覧いただけます。

見学のお申し込みやご質問はLINE公式アカウントからどうぞ。

日々の園の様子はInstagramでも配信しています。お子さんの園選びの参考にしてみてください。

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