処遇改善手当が「ちゃんと届く園」の見分け方|保育士が転職前に確認すべき3つのこと

処遇改善手当が「ちゃんと届く園」の見分け方

処遇改善加算は国から園に支給される仕組みです。つまり、その加算が保育士一人ひとりの給料にどう反映されるかは、園の運営判断に委ねられています。「処遇改善手当あり」と求人票に書いてあっても、実際の配分方法は園によってまちまちです。転職を考えている保育士にとって、ここは見逃せないポイントです。

木製の園舎内で熱田園長と保護者が交流する様子

転職前に確認すべき3つのこと

給料明細で処遇改善手当が明示されているか

処遇改善手当を基本給に含めて表示している園と、別項目として明示している園があります。別項目で表示されている園のほうが、加算がいくら反映されているかが透明でわかりやすい。面接の段階で「給料明細の内訳を見せていただけますか」と聞くことは、決して失礼なことではありません。むしろ、待遇に真剣に向き合っている証拠です。

賞与に処遇改善手当が含まれているか

処遇改善加算を月々の給与に上乗せする園もあれば、賞与にまとめて支給する園もあります。どちらが良い悪いという話ではなく、自分の生活設計に合ったほうを選べばいいのですが、事前に確認しておかないと「思ったより月の手取りが少ない」ということになりかねません。年収ベースでは同じでも、月の手取りが違えば生活の実感は変わります。

加算IIの対象になれるキャリアパスがあるか

処遇改善等加算IIは、副主任保育士や専門リーダーなどの役職に対して月額最大4万円が支給される仕組みです。経験年数おおむね7年以上で所定の研修を修了した保育士が対象ですが、園にこうした役職が設けられていなければそもそも対象になりません。将来的なキャリアアップと収入アップを考えるなら、加算IIの配分実績について確認しておく価値は十分にあります。

木製の家具と教材が配置されたあゆみの森こども園の保育空間

額面の月給だけで比較しない

転職先を探すとき、求人サイトで月給を比較するのは自然なことです。しかし、同じ「月給20万円」でも中身はまったく違うことがあります。基本給が高くて手当が少ない園と、基本給は低いが処遇改善手当や住宅手当が厚い園。賞与の算定基礎が基本給のみなのか総支給額なのかでも、年収には差が出ます。

さらに、家賃補助や職員寮の有無は実質的な手取りに大きく影響します。当園の職員寮は家賃5万円で、正職員は住宅手当により実質半額です。都市部で家賃7万円の部屋に住む場合と比べれば、月4万5千円ほどの差が出ます。年間にすると54万円。月給の額面だけ見ていたのでは、この差は見えてきません。

「聞きにくいこと」こそ聞く

待遇に関する質問は、面接の場で聞きにくいと感じる方が多いようです。「お金のことばかり聞いたら印象が悪くなるのでは」と心配する声もよく耳にします。

でも、保育の仕事を長く続けるためには生活基盤が安定していることが前提条件です。待遇について具体的に質問する保育士に対して悪い印象を持つ園は、そもそも待遇面に自信がないのかもしれません。「ちゃんと聞いてくれたほうが嬉しい」という園長のほうが多いと思います。少なくとも、私はそう考えています。

処遇改善手当がどう配分されているか、住宅補助はあるか、昇給の仕組みはどうなっているか。こうした質問に対して誠実に、具体的な数字で答えてくれる園は、働き始めてからも信頼できる園です。


当園の待遇を確認する

あゆみの森こども園の処遇改善手当の配分方法や待遇の詳細について、どんな質問にもお答えします。基本給+処遇改善手当で月20万円程度、賞与年2回計2ヶ月分。職員寮・就職準備金制度もあります。

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