【2026年最新】屋久島で子育て移住|暮らし・支援制度・保育園の環境まとめ
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屋久島に子育て世帯が移住するということ
屋久島への移住を検討している方の中には、子育て世帯の方が一定数いらっしゃいます。世界自然遺産の島で子どもを育てたい、自然の中で伸び伸びと過ごさせたい。そうした思いが移住のきっかけになるケースです。
一方で、不安の声もよく聞きます。「離島で子育てって大変じゃないの?」「病院は?買い物は?学校は?」。当然の疑問です。園長として、また屋久島で暮らす一人として、子育て環境のリアルをお伝えしたいと思います。
尾之間集落の子育て環境
あゆみの森こども園がある尾之間は、屋久島の南側に位置する人口約680人の集落です。小さな集落ですが、子育てに必要な施設はひととおりそろっています。
食料品・日用品はAコープ尾之間店で購入できます。体調を崩したときは尾之間診療所が近くにあります。郵便局、温泉、農協も徒歩圏内です。コンビニはありませんが、日常生活で困ることはほとんどないというのが実感です。
小学校は隣の原集落にある神山小学校です。尾之間集落内に小学校はありませんが、通学距離としてはそれほど遠くありません。

地域が子どもを見守る距離感
都市部の子育てとの大きな違いは、地域全体で子どもを見守る距離感があることです。尾之間を歩いていると、地域の方が「あら、大きくなったね」と子どもに声をかけてくれます。園の行事にも地域の方々が参加してくださいます。
先日、こんなことがありました。子どもプロジェクトのポスターを、つき組・ほし組の子どもたちがパン屋ペイタとAコープの2か所に自分たちの足で届けに行ったんです。途中の横断歩道では全員が手を上げて渡り、お店に着いたら「よろしくおねがいします」と自分たちの言葉で伝えていました。
これは都市部では難しい体験です。交通量が少なく、顔の見える関係性がある地域だからこそ、子どもだけで歩いてお店に行くという経験が成り立つ。園の中だけで完結しない保育が、この集落では自然にできています。お店の方々も園の子どもたちのことをよく知っていて、ポスターを受け取りながら「がんばってね」と声をかけてくれたそうです。
移住支援制度について
屋久島町には子育て世帯向けの移住支援制度がいくつかあります。
移住支援金
東京圏からの移住の場合、世帯で100万円、単身で60万円の支援金が出ます。18歳未満のお子さん1人につき100万円が加算されるため、子育て世帯にとっては大きな支援になります。
家賃補助
45歳未満、または18歳以下のお子さんと同居の方は、民間賃貸住宅の家賃補助を受けることができます。
暮らし体験住宅
いきなり移住を決める前に、月1万円で最長1年間のお試し移住が可能です。実際に島で暮らしてみて、子育て環境を肌で感じてから判断できます。
制度の詳細は変更される場合があります。最新情報は屋久島町観光まちづくり課(TEL:0997-43-5900)にお問い合わせください。公式サイト:https://www.town.yakushima.kagoshima.jp/settle/

不便さも正直に
良いことだけ書くのはフェアではないので、不便な点も正直にお伝えします。大きな病院は島内の中心部にあり、尾之間からは車で30分ほどかかります。専門医の受診が必要な場合は鹿児島本土まで高速船で移動することもあります。台風の時期はフェリーが欠航し、物流が止まることもあります。映画館やショッピングモールはありません。
それでも、子どもが毎日自然の中で走り回り、地域の大人に見守られながら育つ環境に価値を感じる方にとって、屋久島は良い選択肢になりえます。すべてが便利であることよりも、子どもの原体験を豊かにすることを優先したいと考えるご家庭に向いている場所です。
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