保育士の休日どう過ごしてる?|月曜が怖くなくなった屋久島の暮らし
月曜日が怖かった頃の話
以前勤めていた園では、日曜日の夜になると「また明日から一週間が始まる」と憂鬱になっていました。業務量が多く、休日も行事の準備に追われ、心から休めている実感がなかったんです。保育の仕事が嫌だったわけではない。ただ、疲労が回復しないまま次の週に突入する、その繰り返しがしんどかった。
同じような経験をしている保育士さんは多いのではないでしょうか。
環境が変わったら休日の質が変わった
屋久島のあゆみの森こども園に来て、休日の過ごし方が根本的に変わりました。一番大きかったのは「持ち帰り仕事がほぼない」ということです。行事は運動会が11月に一回、2月に子どもプロジェクト。発表会はありません。壁面装飾も凝ったものは求められず、子どもの作品を飾ることが中心です。
だから休日は本当に休めます。朝、目覚まし時計をかけずに起きて、窓を開けたらモッチョム岳が見える。天気がよければ海に行くし、雨なら寮で本を読む。なんでもない一日なんですが、こういう時間が月曜日の元気につながっていると感じます。以前の園では日曜の夕方にはもう翌週の準備が頭をよぎっていたのが、今はそれがない。この違いは本当に大きいです。

温泉が日常にある贅沢
尾之間温泉は園から車で数分の場所にあります。大人300円で源泉掛け流し。仕事帰りにふらっと立ち寄れる距離です。地元のおじいちゃんやおばあちゃんと湯船で隣り合わせになって、「今日も暑かったね」なんて話をする。こういう何気ないやりとりが、人とつながっている実感を与えてくれます。
都市部ではリフレッシュのためにスパやマッサージに行こうとすると、予約を取って電車に乗って、それなりの出費もある。屋久島では300円と数分で同じ効果が得られるのだから、ありがたい環境です。
「遊び上手」は保育にも活きる
休日に自分自身が楽しんでいると、不思議と保育のアイデアも湧いてきます。海で拾った貝殻が製作の素材になったり、森を歩いていて見つけた苔の手触りが活動のヒントになったり。遊びの引き出しは、自分が遊んでいるときに増えていくものだと実感しています。
お正月遊びの時期に、子どもたちと一緒に羽根つきや福笑い、コマ回し、かるたを楽しむ機会がありました。ひもコマに何度も挑戦して、なかなか回せなかった子が「回った!」と歓声を上げた瞬間の顔は忘れられません。子どもの「できた」に立ち会えるのは、保育士という仕事の一番の報酬だと思います。ただ、そうした瞬間にちゃんと気づけるのは、自分自身に余裕があるときだけです。

少人数の園だからこその余白
あゆみの森こども園は園児28名、保育士5名、保育補助4名という体制です。大規模園に比べるとスタッフの数は少ないですが、子どもの人数も少ないため一人あたりの負担は重くありません。書類業務も園全体で効率化を意識していて、「書類のために残業する」という場面はほとんどないです。
その余白が休日の過ごし方にも影響しています。金曜日に「今週も無事終わった」と穏やかに感じられて、土日をしっかり休んで、月曜日に「よし、今週も楽しもう」と前向きに思える。このサイクルを保てるかどうかが、保育士として長く働き続けられるかどうかの分かれ目だと感じています。疲弊した状態で出勤して、ミスが増えて、自己嫌悪になって、もっと疲れる。そんな悪循環に陥る前に、環境を変えるという選択肢があることを知ってほしいです。
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