【2026年】30代保育士が離島に転職するという選択|待遇・暮らし・保育のリアル

30代で環境を変えたいと思ったとき

保育士として数年の経験を積み、仕事にも慣れてきた30代。ふと「このままでいいのだろうか」と立ち止まる瞬間があるかもしれません。毎日の業務には慣れたけれど、同じことの繰り返しに感じる。人間関係の疲れがたまっている。もっと自分に合った環境があるのではないか。

30代は保育士としてのキャリアの分岐点です。経験があるからこそ、自分がどんな保育をしたいのかが見えてくる時期でもあります。園長として採用に関わる中で、30代で環境を変える決断をした方と何人もお話ししてきました。その多くが「もっと早く動けばよかった」と口にします。

なぜ「離島」という選択肢があるのか

転職先として離島を考える人は多くはありません。でも、30代で保育のあり方を見つめ直したいという方にとって、離島の園には都市部にはない環境があります。

あゆみの森こども園がある屋久島町尾之間は、人口約680人の集落です。園児28名、スタッフ13名。この規模だからこそ、子ども一人ひとりの名前と性格を全員が把握しています。「あの子、最近こんな変化があるよね」という会話が自然に生まれる距離感です。

先日、強風で園庭のアコウの大枝が折れるということがありました。すぐに地域の池田造園建設さんがクレーン車で駆けつけて、安全に撤去してくれました。園のことを地域の方々が気にかけてくれている。こうしたつながりの中で保育ができるのは、小さな集落にある園ならではのことです。

あゆみの森こども園周辺に自生するガジュマルの巨木

30代の転職で気になる「お金」の話

転職で一番気になるのは、やはり待遇面だと思います。率直にお伝えします。

あゆみの森こども園の保育士は、基本給に処遇改善手当を合わせて月20万円程度です。賞与は年2回、計2か月分(7月・12月)。都市部の園と比べると、額面だけを見れば高いとは言えません。

ただ、屋久島は生活コストが都市部より低い面があります。職員寮は家賃月5万円(管理費5000円)で、正職員には住宅手当があり家賃が半額になります。通勤は車で数分、満員電車に揺られることはありません。尾之間温泉は大人300円。娯楽費や交通費が都市部より大幅に低い分、手元に残るお金は意外と変わらないという声もあります。

移住支援制度も活用できる

屋久島町には移住支援制度があります。東京圏からの移住の場合、世帯で100万円、単身で60万円の支援金が出ます。18歳未満のお子さんがいれば1人につき100万円が加算されます。45歳未満の方は民間賃貸住宅の家賃補助も対象です。まずはお試しで暮らしてみたいという方には、月1万円で最長1年間利用できる暮らし体験住宅もあります。

詳細は屋久島町観光まちづくり課(TEL:0997-43-5900)に確認してみてください。

木造の建物が特徴的な尾之間温泉施設の外観

30代だからこそ「合う環境」を選んでほしい

20代のうちは、与えられた環境で精一杯やるだけで成長できます。でも30代になると「ここは自分に合っていない」と感じる嗅覚が育ってくる。それは経験があるからこそのことで、決してわがままではありません。

自然の中で子どもと向き合う保育がしたい、少人数の環境で一人ひとりと深く関わりたい、地域とつながった保育を経験したい。そういう気持ちがあるなら、離島の園は選択肢に入れてみる価値があると思います。30代の経験者は、当園でも即戦力として歓迎しています。


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