【2026年】新卒保育士の就職先の選び方|求人票だけではわからない5つのこと

求人票だけで就職先を決めていませんか

保育士養成校を卒業して、いよいよ就職。求人票を見比べて、給料や休日数、勤務地で絞り込んでいく方が多いと思います。もちろんそれも大切な判断材料です。ただ、園長として採用に関わってきた立場から率直に言えば、求人票だけではわからないことのほうが多い。

この記事では、新卒の保育士さんが就職先を選ぶときに見てほしいポイントを、園の運営側の視点からお伝えします。

給与だけで選ぶと見落とすもの

保育士の初任給は地域差が大きいですが、全国的に見れば決して高くはありません。「できるだけ給料が高い園を」と考えるのは自然なことです。ただ、給与の数字だけではわからない要素があります。

たとえば処遇改善手当の有無、賞与の実績、住宅手当や家賃補助の有無。当園の場合、基本給に処遇改善手当を合わせて月20万円程度、賞与は年2回で計2か月分(7月・12月)です。さらに正職員には住宅手当があり、職員寮の家賃が半額になります。月額の数字だけ見ると他園と同じに見えても、手当を含めると手取りが変わってくることは少なくありません。

地杉の床と高い天井が特徴的なあゆみの森こども園職員寮102号室の広々とした室内

「保育の方針」は面接で聞いていい

就職先の保育方針が自分に合っているかどうかは、働き始めてからのモチベーションに大きく関わります。ところが「面接で園の方針を聞いてもいいんですか?」と遠慮する新卒の方がいます。聞いてください。むしろ聞かないほうがもったいない。

園によって保育のスタイルはまったく違います。カリキュラムを重視する園、自由遊びを大切にする園、行事に力を入れる園。あゆみの森こども園の場合は、屋久島の自然環境を活かした保育を軸にしています。森の活動やジェンベの音楽活動、ジャガイモ栽培や味噌づくりなどの食育が特徴的な取り組みです。

パーフェクトコントロールという運動プログラムも継続して取り入れています。外部講師の指導で令和3年度から4年目になりますが、「他者との比較ではなく、今の自分より少し動けるようになる」というテーマが園の保育全体にも通じていると感じています。子ども一人ひとりのペースを大切にするという姿勢が、運動プログラムにも保育にも共通しています。

見学で「空気」を確かめる

求人情報やホームページだけでは、園の空気感まではつかめません。可能であれば就職前に見学に行くことをおすすめします。保育士同士のやりとり、子どもへの声かけの仕方、園舎の雰囲気。30分でも見ればわかることがたくさんあります。

当園にも就職前の見学を経て入職したスタッフがいます。「見学に来て、子どもたちの表情と木の園舎の温かさで決めました」という声もありました。

新卒で離島・地方を選ぶということ

新卒で都市部ではなく離島や地方の園を選ぶことに不安を感じる方もいるかもしれません。生活環境が違う、知り合いがいない、交通が不便。その不安は正直なところ当然です。

当園がある屋久島町尾之間は人口約680人の小さな集落ですが、生活に必要な施設はそろっています。Aコープ(スーパー)、診療所、郵便局、温泉が徒歩圏内にあります。職員寮も完備しており、家賃は月5万円(管理費5000円)、正職員は住宅手当で半額になります。寮には現在空きがありますので、島外からの就職でも住まいの心配は不要です。

あゆみの森こども園近くのスーパーマーケットAコープ尾之間店

保育士資格をお持ちの方には就職準備金制度もあります。就職または復職に必要な費用として40万円以内の支給があります。引っ越し費用や生活の立ち上げに充てることができます。

最初の職場が「すべて」ではない

最後にひとつだけ。新卒で選んだ就職先が合わなかったとしても、それは失敗ではありません。保育士としてのキャリアは長い。最初の園で経験を積みながら、自分に合った環境を探し続けることも一つの選択肢です。大事なのは「ここで働きたい」と思える場所を、自分の目で見て、自分の頭で考えて選ぶこと。その過程を応援しています。


採用情報・お問い合わせ

あゆみの森こども園では現在、保育士を募集しています。新卒の方も歓迎です。

求人の詳細や園の見学については、LINE公式アカウントからお気軽にお問い合わせください。

採用情報の詳細は採用情報ページでもご確認いただけます。

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