【2026年春】保育園の入園準備ガイド|持ち物より大切な3つのこと

春が近づくと増える「入園準備」の検索

屋久島では2月に入ると寒緋桜が咲き始めます。本州の桜より一足早い春の訪れです。この時期、園への問い合わせも増えてきます。「4月から入園を考えているのですが、何を準備すればいいですか?」という内容がほとんどです。

ネットで「入園準備」と検索すると、持ち物リストや名前つけグッズの情報がたくさん出てきます。もちろんそれも大事ですが、園長として長く入園を見てきた立場から言うと、物の準備以上に大切なことがいくつかあります。この記事では、あゆみの森こども園への入園を例に、春の入園準備で本当に意識しておきたいポイントをまとめました。

開放的な吹き抜け空間のあるあゆみの森こども園の玄関ホール

持ち物より先に整えたい「生活リズム」

入園準備というと、通園バッグ、着替え、お昼寝布団、コップ…と物のリストに目がいきがちです。準備すべき持ち物は園によって違うので、入園が決まったら園から案内があります。焦って先に買い揃える必要はありません。

それよりも先に取り組んでおきたいのが、生活リズムの調整です。具体的には以下の3つを意識してみてください。

  • 朝は7時台に起きる習慣をつける
  • 朝ごはんをしっかり食べてから家を出る
  • 夜は20時〜21時台に寝られるようにする

当園の開園は7時30分です。朝の登園時に眠くてぐずってしまう子は、生活リズムが合っていないケースが多いです。入園の1〜2か月前から少しずつ朝型に切り替えていくと、4月のスタートがずいぶん楽になります。

「自分でやる」練習は完璧じゃなくていい

「靴を自分で履けないとダメですか?」「トイレトレーニングが終わっていないのですが…」と心配される保護者の方がいらっしゃいます。結論から言うと、入園時点で全部できている必要はまったくありません。

あゆみの森こども園では、日常の中で「自分でやってみたい」という気持ちを大切にしています。先日、園の掃除の時間に雑巾がけをしていた子どもたちの姿がとても印象的でした。一列に並んで拭いていくのですが、その動機が一人ひとり違うんです。かっこよくやりたい子、一番になりたい子、きれいにしたい子、友だちと一緒にやりたい子。同じ「雑巾がけ」でも、動く理由はそれぞれなんです。

こうした「自分なりの理由で動く」経験は、入園前に完璧なスキルを身につけることよりもずっと大事だと考えています。家庭では「自分でやってみる?」と声をかけて、できてもできなくても見守る。それだけで十分な入園準備です。

木製ロッカーの前で帰りの準備をするあゆみの森こども園の子どもたち

園に慣れるまでの期間は子どもによって違う

4月に入園して、すぐにニコニコ過ごせる子もいれば、1か月以上泣き続ける子もいます。どちらも正常な反応です。「うちの子だけ泣いている」と不安になる必要はありません。

慣らし保育の進め方

当園では、入園当初は短い時間から始めて、お子さんの様子を見ながら少しずつ保育時間を延ばしていきます。1歳児クラスのめばえ組は3名の少人数ですので、一人ひとりのペースに合わせた対応が可能です。2歳児以上は異年齢で過ごす時間もあり、年上の子の真似をすることで自然と園の生活に馴染んでいく子が多いです。

大切なのは、保護者の方が送り出すときの表情です。不安そうな顔で別れると、子どもはその空気を敏感に感じ取ります。「行ってらっしゃい」と笑顔で見送ることが、子どもにとって一番の安心材料になります。もちろん、親御さん自身が不安なのは当然のこと。気になることがあれば、いつでも保育士に相談してください。

入園前の見学をおすすめする理由

当園では入園前の見学を随時受け付けています。実際に園舎の中を歩いて、子どもたちが遊んでいる様子を見てもらうのが一番です。屋久島の地杉を使った園舎の雰囲気、園庭のアコウの木、保育士と子どもの関わり方。ホームページや資料だけではわからないことが、見学に来ると一気に伝わります。

尾之間という集落は屋久島の南側にある人口約680人の小さな地域です。園の周りにはAコープやパン屋ペイタ、尾之間温泉といった生活に必要な施設がコンパクトにまとまっています。園の環境だけでなく、暮らしのイメージもつかめると思います。


お問い合わせ・見学のご予約

入園準備で気になること、見学のご予約は、LINE公式アカウントからお気軽にどうぞ。「見学希望」とお送りいただければ、日程を調整いたします。

園の概要や保育内容については園のご案内ページもご覧ください。

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