一人っ子にこそ異年齢保育|疑似きょうだい体験で育つ社会性と自信
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一人っ子にとっての異年齢保育
少子化が進む中、一人っ子の家庭は増えています。きょうだいがいない子にとって、年齢の異なる子どもと過ごす経験は、保育園でしか得られないかもしれません。異年齢保育は、一人っ子の子にとって「疑似きょうだい体験」の場になり得ます。
この記事では、一人っ子の視点から異年齢保育のメリットを考えるとともに、保護者が気になる「うちの子は大丈夫?」という不安にもお答えします。

一人っ子が異年齢保育で得られるもの
「お世話される」「お世話する」の両方を経験
家庭では常に大人にお世話される立場の一人っ子が、保育園では年下の子のお世話をする機会を得ます。お着替えを手伝ったり、手をつないで歩いたり。「自分は誰かの役に立てる」という実感は、自信につながります。
逆に、年上の子にリードしてもらう経験もあります。自分より上手にできる子を見て悔しさを感じたり、手伝ってもらって嬉しかったり。こうした感情の揺れ動きを経験することが、情緒の発達を促します。
ケンカの仕方を学ぶ
一人っ子は、きょうだいゲンカの経験がありません。物の取り合い、順番の奪い合い、意見のぶつかり合い。こうした経験は、社会性を育てるうえで実は重要です。異年齢保育では、同い年の子とのケンカだけでなく、年上や年下の子とのぶつかり合いも経験します。
年上の子に譲ってもらう経験、年下の子に譲る経験。「自分の気持ちを伝える」「相手の気持ちを考える」。この繰り返しが、人間関係を築く土台になります。保育士がそばで見守りながら、子ども同士で解決する経験を大切にしています。

甘えられる相手が増える
一人っ子は家庭ではパパとママに甘えます。異年齢保育の環境では、保育士だけでなく年上の子にも甘えることができます。「おにいちゃん」「おねえちゃん」と慕う存在ができることは、子どもの心の安定につながります。大人とは違う、子ども同士のあたたかい関係がそこにあります。
保護者が心配しがちなこと
「年上の子にいじめられませんか?」
これは一番多い質問です。結論から言うと、異年齢保育で年上の子が年下の子をいじめるケースはほとんどありません。むしろ逆で、年上の子は年下の子を守ろうとする傾向があります。「小さい子には優しくしよう」という意識が自然に芽生えます。
もちろん、子ども同士のトラブルがゼロになるわけではありません。でもそれは年齢別保育でも同じこと。大切なのは、トラブルが起きたときに保育士が適切に対応できる体制があるかどうかです。
「同い年の友だちはできますか?」
異年齢保育だからといって、同い年の子との関わりがなくなるわけではありません。異年齢で過ごす時間と、年齢ごとに分かれて活動する時間の両方を設けている園がほとんどです。あゆみの森こども園でも、年齢に応じた活動と異年齢での活動を組み合わせて保育を行っています。
異年齢保育と年齢別保育、どちらが正解?
異年齢保育と年齢別保育は、どちらが優れているかという問題ではありません。それぞれにメリットとデメリットがあり、子どもの性格や家庭の方針によって合う合わないがあります。大切なのは、園がどういう考えでその保育形態を選んでいるか、そしてそれが子どもたちにどう影響しているかです。
あゆみの森こども園では、2歳〜5歳の異年齢保育を通じて、子どもたちが自然にきょうだいのような関係を築いています。園庭のアコウの木の下で年上の子が年下の子の手を引いている姿は、この園の日常の風景です。
園の雰囲気を見に来ませんか
あゆみの森こども園の園見学は随時受け付けています。異年齢保育の子どもたちの様子を直接ご覧いただけます。
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