【2026年】異年齢保育とは?子どもに起きる3つの変化とメリット・課題

異年齢保育って何?

「異年齢保育」という言葉を聞いたことはありますか。簡単に言えば、年齢の異なる子どもたちが同じクラスや同じ空間で一緒に過ごす保育のことです。一般的な保育園では、同じ年齢の子どもだけでクラスを作る「年齢別保育」が主流です。でも、家庭や地域の中では、年齢の違う子が一緒に遊ぶのがむしろ自然な姿です。

きょうだいのいる家庭を思い浮かべてください。お兄ちゃんの真似をして弟が新しいことに挑戦する。妹のお世話をすることでお姉ちゃんに責任感が芽生える。異年齢保育は、こうした「きょうだいの関係性」を保育の中に意図的に取り入れるものです。

秋の落ち葉を集めた山で自然遊びを楽しむあゆみの森こども園の子どもたち

異年齢保育で子どもに起きる変化

年下の子ども:憧れが成長のエンジンになる

2歳の子が4歳の子の遊びを見ている。ブロックで大きな塔を作っている姿、自分で靴を履いている姿、上手にハサミを使っている姿。「すごい」「自分もやってみたい」。この憧れの気持ちが、成長の強力なエンジンになります。

大人が「こうやるんだよ」と教えるよりも、年上の子がやっている姿を見て「自分もやりたい」と思うほうが、子どもは主体的に動きます。教えられるのではなく、自分で「やりたい」と思って挑戦する。この経験の積み重ねが、自己肯定感を育てます。

年上の子ども:教えることで学びが深まる

4歳や5歳の子が、年下の子にやり方を教えてあげる場面があります。「こうやって折るんだよ」「ここを持つと上手にできるよ」。教えるためには、自分がしっかり理解していなければなりません。人に教えるという行為は、最も効果的な学習方法のひとつです。

また、年下の子のお世話をすることで、思いやりや責任感が自然と育ちます。「泣いているから声をかけよう」「危ないから手をつないであげよう」。大人に言われてやるのではなく、自分で気づいて行動する。これは年齢別のクラスでは生まれにくい経験です。

社会性の発達

同年齢の子どもだけの集団では、能力や体格が似ているため、競争的な関係になりやすい面があります。異年齢の集団では、年齢も能力もバラバラなので、「みんな違って当たり前」が前提になります。自分より得意な子がいても劣等感を持ちにくく、自分より苦手な子がいても優越感ではなく「手伝おう」という気持ちが生まれやすいのです。

石や泥を使った感触遊びに夢中になるあゆみの森こども園の子どもたち

異年齢保育の課題と対応

安全面の配慮

年齢が違えば体の大きさも動きのスピードも違います。5歳児が全力で走っている横を2歳児がよちよち歩いている。こうした場面では、ぶつかってケガをするリスクがあります。異年齢保育では、活動内容によって年齢を分ける場面と混ぜる場面を使い分ける柔軟さが求められます。

保育士の力量が問われる

異年齢保育では、同時に複数の発達段階にある子どもを見る必要があります。2歳児への関わり方と5歳児への関わり方は違います。一人ひとりの発達に合わせた対応ができる保育士のスキルと、十分な人数の配置が不可欠です。

あゆみの森こども園の異年齢保育

あゆみの森こども園では、2歳〜5歳で異年齢保育を実施しています。1歳児は別クラスで、一人ひとりに合った丁寧な保育を行っています。園児28名に対して保育士5名、保育補助4名の体制で、異年齢の集団を安全に見守る体制が整っています。

森の活動やジェンベの時間では、年上の子が年下の子を自然にリードする姿が見られます。「こっちだよ」「手をつなごう」。大人が指示しなくても、子どもたち自身がきょうだいのような関係を築いていきます。


異年齢保育の園を見学してみませんか

あゆみの森こども園の園見学は随時受け付けています。異年齢保育の様子を実際にご覧いただけます。お申し込みはLINE公式アカウントからどうぞ。

日々の活動の様子はInstagramでも配信しています。

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