保育園の連絡帳、保育士はこう読んでいます|返信に込めた意図と読み方のコツ

連絡帳、保育士はこう読んでいます

保護者から受け取る連絡帳を、保育士はどう読んでいるか知っていますか。実は、朝の受け入れ前に全員分の連絡帳を読むことは、保育士にとってその日の保育の準備そのものです。たった数行の文章でも、子どもの状態を把握する大切な情報源なのです。

この記事では、保育士の側から見た連絡帳の役割と、保育士が書く返信に込めている意図についてお伝えします。保育士がどんな目線で連絡帳を読んでいるかがわかると、書く内容が変わるかもしれません。

保育室内で熱田園長による読み聞かせを楽しむ子どもたち

朝、保育士が連絡帳で最初にチェックすること

体温と体調

まず目を通すのは体温と体調の欄です。「37度台前半で元気」なのか「鼻水が出ているが熱はない」のか。この情報で、一日の活動内容を調整します。外遊びに出すかどうか、水遊びをさせるかどうか。天気と子どもの体調を照らし合わせて判断するのが、朝いちばんの仕事です。

睡眠と食事

次に確認するのは前夜の睡眠と朝食の情報です。夜泣きがあった子は午前中に機嫌が悪くなりやすいですし、朝食を食べていない子は午前のおやつの時間までにぐずりやすくなります。こうした予測ができるのは、連絡帳に書いてもらっているからです。

保育士は「今日のこの子はこういう状態だな」という見通しを連絡帳から立てています。だからこそ、体調面の情報は短くても毎日書いてもらえると本当に助かります。

保育士が連絡帳に返信を書くとき

園での具体的なエピソードを伝えたい

保育士の返信は「今日も元気に過ごしました」だけでは寂しいと、保育士自身も思っています。できるだけ、その子ならではのエピソードを伝えたい。「砂場で初めて型抜きに成功して、満面の笑みでした」「お友だちが泣いていたら、頭をなでなでしていました」。こうした具体的な姿を書くことで、保護者に園での我が子を想像してもらえます。

ただ、正直なところ、忙しい日は短い返信になることもあります。保育中は子どもから目を離せないので、書く時間が限られているのです。短い返信の日があっても、お子さんへの関心が薄いわけではありません。

屋久島の地杉を使った温かみのある園舎で活動するあゆみの森こども園の子どもたち

保護者の気持ちに寄り添いたい

連絡帳に「最近イヤイヤが激しくて疲れます」と書いてある日、保育士はその一言に保護者の大変さを感じ取ります。返信に「園でも自己主張が出てきました。成長の証ですね」と書くのは、保護者を安心させたいからです。子育ての大変さをわかってくれる人がいる、と感じてもらえたら嬉しいという思いで書いています。

連絡帳がデジタルに変わる園も

最近は、連絡帳アプリを導入する園が増えています。スマホから入力できるので、忙しい朝でも手軽に記入できます。写真を添付できるアプリもあり、園での様子がより伝わりやすくなっています。

紙の連絡帳には紙の良さがあります。手書きの文字からは温もりが伝わりますし、後から読み返す楽しみもあります。デジタルか紙かは園の方針によりますが、どちらであっても「保護者と保育士が情報を共有する」という目的は同じです。

連絡帳が苦手でも大丈夫

文章を書くのが苦手な保護者もいます。それは何も問題ありません。箇条書きでも、一行でも、絵文字混じりでも構いません。大切なのは「伝えること」であって「上手に書くこと」ではありません。保育士は文章力を評価しているわけではなく、お子さんの情報を知りたいだけです。

あゆみの森こども園では、連絡帳に限らず、送り迎えのときの会話や個別面談など、保護者とのコミュニケーション方法はいろいろあります。連絡帳が苦手なら、口頭で伝えてもらっても大丈夫です。お子さんのことを一緒に考えるために、やりやすい方法を見つけましょう。


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