アレルギーがある子の保育園生活|お弁当持参の工夫とクッキング活動への参加

アレルギーっ子の保育園生活

「アレルギーがあっても、保育園で楽しくやっていけるのかな」。これは、アレルギーのあるお子さんを持つ保護者が最も気にすることのひとつではないでしょうか。給食の心配はもちろん、クッキングの活動に参加できるのか、お友だちと違うものを食べることをどう感じるのか。不安は尽きません。

この記事では、食物アレルギーのあるお子さんが保育園でどのように過ごしているのか、お弁当持参のご家庭が実際にどう向き合っているのか、保育現場の視点からお伝えします。

手のひらで野花を大切に持つこども園の子どもの手元のクローズアップ

お弁当持参、毎日大変じゃない?

アレルギー対応でお弁当を持参する場合、「毎日のお弁当作り、負担が大きそう」と心配する声をよく聞きます。確かに朝の忙しい時間にお弁当を作るのは簡単ではありません。でも、実際にやっている保護者の声を聞くと、思ったほど大変ではなかったという方が多いのです。

コツは「完璧を目指さない」こと。前日の夕食を多めに作って詰める、冷凍おかずをストックしておく、おにぎりと簡単なおかず2品で十分。慣れてくると15分程度で準備できるようになります。お弁当の良いところは、お子さんが確実に食べられるものを親自身が管理できる安心感です。

献立表を見てお弁当の日を決める

園によっては、アレルギー食材が献立に含まれる日だけお弁当にできるところもあります。あゆみの森こども園では、3歳児以上のお子さんはこの方法を取ることができます。毎月の献立表で使われる食材を事前に確認し、お弁当が必要な日だけ準備する。毎日ではないので、負担はぐっと軽くなります。

1歳児・2歳児のお子さんは毎日お弁当を持参していただいていますが、低年齢児は食事の量が少ないため、お弁当の内容もシンプルで大丈夫です。

屋久島の緑豊かな園庭を元気いっぱい走り回るこども園の園児たち

お友だちと違うお弁当、子どもはどう感じる?

「みんなと同じ給食じゃないのがかわいそう」と感じる保護者もいます。でも子どもの反応は、大人が想像するよりずっとたくましいものです。むしろ「ぼくのお弁当、ママが作ってくれた!」と嬉しそうに見せてくれる子もいます。

保育士の声かけも重要です。「○○ちゃんのお弁当、おいしそうだね」「今日は何が入ってるの?」とポジティブに関わることで、お弁当は「特別なもの」になります。周りの子どもたちも、最初は「なんで違うの?」と聞くことがありますが、「体が元気でいるための特別なごはんだよ」と説明すると、すぐに自然に受け入れます。

クッキング活動への参加

保育園ではクッキングの活動があります。アレルギーのある子は参加できないのでは、と心配する保護者もいますが、多くの園では参加できる方法を工夫しています。アレルギーに配慮したメニューを選んだり、その子が触れても大丈夫な食材の工程を担当してもらったり。

あゆみの森こども園では、ジャガイモ栽培や味噌づくりなどの食育活動を行っています。アレルギーのあるお子さんの場合は個別に対応を検討し、安全に参加できる方法を一緒に考えます。「みんなと同じ体験をする」ことを大切にしています。

保護者と園の連携が安心をつくる

アレルギー対応で最も大切なのは、保護者と園の密なコミュニケーションです。アレルギーの状態は成長とともに変化します。「最近はこの食材も少し食べられるようになった」「新しいアレルギーが見つかった」。こうした情報は、小さなことでも園に伝えてください。

主治医の指示のもと、定期的に生活管理指導表を更新することも大切です。園と家庭と医師の三者で連携しながら、お子さんの食の幅を少しずつ広げていく。その過程を一緒に見守れることは、保育園に通う大きなメリットです。

食物アレルギーは、成長とともに改善するケースが多いです。特に卵や乳のアレルギーは就学前までに食べられるようになるお子さんが多いとされています。焦らず、お子さんのペースで進めていきましょう。


アレルギー対応について詳しく知りたい方へ

あゆみの森こども園では、入園前にアレルギーについての個別相談を行っています。お子さんの状態に合わせた対応についてお伝えします。

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