2026年版|屋久島の森が子どもに教えてくれること|自然の中での学びと成長

屋久島の森が教えてくれること

屋久島の森に一歩足を踏み入れると、空気が変わります。湿度を含んだ柔らかい空気、苔に覆われた巨岩、頭上を覆う緑のアーチ。何千年もの時間をかけて作られた森は、人間のスケールをはるかに超えた存在感を持っています。

この森を「教室」にしたら、子どもたちは何を学ぶだろう。あゆみの森こども園が森の活動を大切にしている理由は、ここにあります。この記事では、屋久島の森での活動が子どもたちにどんな体験をもたらすのかをお伝えします。

屋久島の原生林の中を探検するあゆみの森こども園の園児

森の活動で子どもが体験すること

予測できない環境に身を置く

園庭は大人が安全に整備した空間ですが、森は違います。足元は不安定で、倒木があり、石がゴロゴロしていて、坂もあります。どこに足を置けば安全か、どうやって岩を越えるか。子どもたちは一歩ごとに判断を迫られます。

この「予測できない環境」が、子どもの身体能力とリスク管理能力を育てます。平らな地面の上だけで育った子どもと、凸凹の自然の中で遊んだ子どもでは、バランス感覚や転んだときの受け身の取り方が違うという研究もあります。安全を守りながらも、適度なリスクのある環境に身を置くことが、子どもの成長には必要です。

時間の流れが違う

森での活動は、時間の使い方が園庭と異なります。園庭では「10時から砂遊び、10時30分から製作」というように活動が区切られることが多いですが、森ではそうした時間割がありません。面白いものを見つけたら立ち止まり、じっくり観察する。気が済むまで石を積み、飽きたら次の遊びに移る。

この「自分のペースで過ごせる時間」は、子どもの集中力と探究心を育てます。大人に急かされず、自分の興味に没頭できる時間。現代の子どもたちにとって、これほど贅沢な体験はないかもしれません。

自然のサイクルを感じる

森は毎回同じ顔を見せてくれるわけではありません。春には新緑が芽吹き、夏には虫たちが活発に動き、秋には落ち葉が積もり、冬には冷たい空気が流れます。同じ場所に通い続けることで、季節の移り変わりを体で感じ取ります。

屋久島は亜熱帯に位置するため、本土とは少し違う季節感があります。冬でも温暖で、一年を通じて緑が豊かです。その一方で、雨が非常に多く、「月のうち35日は雨が降る」と言われるほど。雨の日の森は、晴れの日とはまったく違う表情を見せます。子どもたちは雨の森も大好きです。

太陽の光が差し込む緑豊かな屋久島の森林内部

森の活動の安全管理

「森に子どもを連れて行って危なくないの?」という心配は当然あります。あゆみの森こども園では、安全管理を徹底した上で森の活動を行っています。活動前の下見、天候の判断、子どもの体調確認、緊急時の対応マニュアル。自由に遊ばせているように見えて、保育者は常にリスクを把握しています。

大切なのは「危険をゼロにする」ことではなく、「適度なリスクの中で子どもが自分で判断する力を育てる」ことです。小さなケガは成長の一部です。転んで膝を擦りむく経験が、次に転ばないための学びになります。

森がない地域でもできること

屋久島のような環境は特別です。でも、自然の中での体験は屋久島でなくてもできます。近所の公園の木に触れる、雨の日に水たまりで遊ぶ、落ち葉を集めてみる。身近な自然の中にも、子どもの好奇心を刺激する要素はたくさんあります。大切なのは、大人が「汚れるからダメ」「危ないからダメ」と止めすぎないこと。子どもが自然と関わる時間を少しでも増やすことが、成長の糧になります。


屋久島の森を体験してみませんか

あゆみの森こども園では、園見学の際に森の活動についてもご説明しています。世界遺産の島で育つ子どもたちの姿をぜひ見に来てください。

ご予約・お問い合わせはLINE公式アカウントからどうぞ。

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