【2026年】藍染めを保育に取り入れる|子どもの五感と好奇心を刺激する体験活動

藍染めを保育に取り入れるということ

藍染めと聞くと、伝統工芸や大人の趣味というイメージが強いかもしれません。でも実は、藍染めは子どもたちにとっても素晴らしい体験になります。布を折る、縛る、液に浸す、広げる。その工程のひとつひとつが五感を刺激し、想像力を掻き立てます。そして、液から取り出した布が空気に触れて色が変わる瞬間。あの驚きは、大人でも思わず声が出ます。

あゆみの森こども園では、新しい取り組みとして藍染めを保育活動に取り入れ始めました。この記事では、なぜ保育で藍染めなのか、子どもたちがどんな体験をしているのかをお伝えします。

小さな手で土や砂を触って感触を楽しむあゆみの森こども園の園児

藍染めが保育に向いている理由

プロセスそのものが学びになる

藍染めは、結果だけでなく過程を楽しめる活動です。布をどう折るか、どこを縛るか、どれくらい浸すか。ひとつひとつの選択で仕上がりがまったく変わります。同じ工程でもやる人によって違う模様ができるので、「自分だけの作品」が必ずできます。

子どもたちは最初、布を液に浸けるときに恐る恐るです。手が青くなるのも新鮮な体験です。「うわ、手が青い!」と叫ぶ子、じっと色の変化を観察する子、すぐに次の布を染めたがる子。反応はそれぞれですが、全員が夢中になります。

科学的な好奇心を刺激する

藍染めには、子どもの「なぜ?」を引き出す要素がたくさんあります。液に浸けたときは緑っぽい色なのに、空気に触れると青くなる。この色の変化は、酸化という化学反応によるものです。もちろん、子どもに酸化の仕組みを教える必要はありません。「なんで色が変わるの?」「魔法みたい!」という驚きそのものが大切です。

レッジョ・エミリアの保育では、子どもの驚きや疑問を出発点にした探究を大切にしています。藍染めの「色が変わる不思議」は、探究のきっかけとして最適です。「ほかのものも浸けたらどうなる?」「違う色の液はないの?」。子どもたちの問いから、活動がどんどん広がっていきます。

日本の文化に触れる

藍染めは日本の伝統的な染色技法です。かつては「ジャパンブルー」と呼ばれるほど、日本を象徴する色でした。保育の中で藍染めを体験することは、日本の文化に自然に触れる機会になります。屋久島の自然と日本の伝統文化が融合する体験は、あゆみの森こども園ならではのものです。

苔むした岩や木に触れて感触を確かめるあゆみの森こども園の園児

藍染め活動の進め方

年齢に合わせた関わり方

藍染めは年齢によって関わり方を変えています。小さい子は布を液に浸ける体験が中心です。「ちゃぽん」と浸けて、「せーの」で引き上げる。その単純な繰り返しだけでも十分な体験になります。大きい子は布の折り方や縛り方を自分で考え、どんな模様になるかを予想してから染めます。予想と結果が違ったときの「あれ?」という表情も含めて、学びの過程です。

自然素材との組み合わせ

あゆみの森こども園では、藍染めと屋久島の自然素材を組み合わせた活動も行っています。葉っぱを布の上に置いて染めると、葉の形がくっきりと浮かび上がります。森で拾った木の実を布に縛りつけて染めると、丸い模様ができます。屋久島の自然と藍染めが出会うことで、ここでしかできない体験が生まれます。

染めた作品をどう活かすか

藍染めで作った作品は、園の中で活用しています。ハンカチやバンダナとして日常的に使ったり、園内に飾ったり。自分で染めた布を毎日使えるのは、子どもにとって嬉しいことです。「これ、自分で染めたんだよ」と誇らしげに見せてくれる姿は微笑ましいです。

保護者へのプレゼントとして藍染め作品を贈ることもあります。世界にひとつだけの手作り作品は、保護者にとっても特別な贈り物になります。


藍染めの活動に興味がある方へ

あゆみの森こども園では、藍染めをはじめとした多様な体験活動を行っています。園見学では活動の様子もご覧いただけます。

お問い合わせはLINE公式アカウントからお気軽にどうぞ。

活動の様子はInstagramでも配信しています。

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