【2026年】屋久島・尾之間での暮らしとは?買い物・医療・温泉・コミュニティのリアル
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尾之間という集落のこと
屋久島の南側に「尾之間(おのあいだ)」という集落があります。人口は約680人。観光客で賑わう北部の宮之浦や安房とは違い、静かで穏やかな暮らしが続く小さな集落です。
あゆみの森こども園は、この尾之間にあります。園の周辺には郵便局、診療所、スーパー、温泉、パン屋。小さな集落ですが、日常生活に必要なものは一通り揃っています。「屋久島に移住したいけれど、具体的にどんな暮らしになるのか想像がつかない」という方に向けて、尾之間での暮らしのリアルをお伝えします。

尾之間の生活環境
買い物事情
尾之間にはAコープ尾之間店があり、食料品や日用品はここで揃います。品揃えは都市部のスーパーに比べると限られますが、普段の食事に必要なものは問題なく手に入ります。島の豆腐屋さんの豆腐や、地元のパン屋ペイタの食パンなど、地域ならではの食材も魅力です。
大きな買い物やまとめ買いをしたいときは、車で30分ほどの安房や宮之浦まで出ることもあります。ネット通販も利用できますが、届くまでに本土より数日余分にかかることがあります。島暮らしでは「必要なものを計画的に買う」習慣が自然と身につきます。
医療と行政
尾之間には診療所があり、日常的な体調不良やケガの対応は可能です。歯科や眼科など専門的な受診が必要な場合は、安房や宮之浦の医療機関を利用します。屋久島町役場の尾之間出張所もあるので、簡単な行政手続きは集落内で済ませることができます。
温泉がある暮らし
尾之間の自慢は温泉です。尾之間温泉は地元の人たちが日常的に利用する共同浴場で、大人300円、小人150円で入れます。70歳以上の町民は200円、尾之間区民と小島区民は無料です。仕事帰りにふらっと温泉に立ち寄る。こんな贅沢が日常になるのは、尾之間ならではの魅力です。

尾之間の自然環境
尾之間は屋久島の中でも特に自然が豊かなエリアです。集落のすぐ裏手に山が迫り、少し歩けば森に入れます。亜熱帯の植物が生い茂り、ガジュマルの巨木が道端にある。四季折々の花が咲き、野鳥のさえずりが聞こえる。東京や大阪では考えられない環境が、日常の風景です。
台風の季節や大雨の日はそれなりに大変ですが、その分、雨上がりの空の美しさは格別です。虹がかかる頻度も本土とは比べものになりません。自然と共に暮らすということは、不便さと引き換えに得られる豊かさがあるということです。
尾之間のコミュニティ
人口680人の集落ですから、顔の見える関係が自然とできます。散歩していると「おはよう」と声をかけてくれるおじいちゃん、畑で採れた野菜をおすそ分けしてくれるお隣さん。都会では薄れがちなご近所づきあいが、ここにはまだ生きています。
移住者にとって、集落に溶け込めるかどうかは大きな不安だと思います。尾之間は移住者の受け入れに比較的オープンな集落です。集落の行事に参加したり、温泉で顔を合わせたりするうちに、少しずつ関係が築かれていきます。最初はよそ者でも、住み続けることで「尾之間の人」になっていきます。
尾之間の不便さについて正直に
良いことばかり書くのは公平ではないので、不便な点も正直にお伝えします。車がないと生活はかなり厳しいです。バスは本数が少なく、最終バスも早い。コンビニはありません。映画館もショッピングモールもありません。急な体調不良で大きな病院にかかりたいとき、本土へ行く必要がある場合もあります。
でも、こうした不便さは「何もない」のではなく「必要なものを見極める」暮らしです。実際に住んでみると、「意外と困らない」という声のほうが多いです。本当に必要なものは案外少ないということに、島暮らしで気づく人は多いです。
尾之間での暮らしを体験してみませんか
屋久島町では暮らし体験住宅を月1万円で利用できる制度があります(3ヶ月〜1年間)。いきなり移住するのが不安な方は、まずお試しで暮らしてみるのもおすすめです。詳細は屋久島町観光まちづくり課(TEL:0997-43-5900)へお問い合わせください。
あゆみの森こども園への見学や入園に関するお問い合わせはLINE公式アカウントからお気軽にどうぞ。



