保育士の人間関係で悩んだとき|我慢し続ける前にできること
Contents
保育士の人間関係で悩んだとき、どうすればいいか
保育園での人間関係に悩んでいる保育士さんに、ひとつ伝えたいことがあります。それは「我慢し続ける必要はない」ということです。
日本の職場文化では、人間関係の悩みを「自分が我慢すれば済む」「もう少し頑張れば関係が良くなる」と考えがちです。でも、保育の仕事は精神的にも体力的にもハードです。その上に人間関係のストレスが加わると、心身の限界に達してしまうことがあります。限界を超える前にできることを、一緒に考えてみましょう。

まず自分の状態を確認する
心と体のサインを見逃さない
人間関係のストレスが限界に近づいているとき、心と体にサインが出ます。朝起きると胃が痛い、園に向かう足が重い、日曜の夜になると憂うつになる、夜眠れない、食欲がなくなった。こうしたサインが2週間以上続くようなら、それは我慢で解決できるレベルを超えているかもしれません。
「まだ大丈夫」と思えているうちに手を打つことが大切です。完全に心が折れてからでは、回復に長い時間がかかります。少しでも「おかしいな」と感じたら、それを軽視しないでください。
問題を具体的に書き出す
漠然と「人間関係がつらい」と感じている場合は、何が具体的につらいのかを書き出してみてください。誰との関係が問題なのか、どんな場面でストレスを感じるのか、いつからその状態が続いているのか。書き出すことで問題が整理され、対処法が見えてくることがあります。

園内でできること
信頼できる人に相談する
園長や主任に相談できる環境であれば、まず話してみてください。人間関係の問題を放置すると、保育の質にも影響します。園の管理者として対処すべき問題を、個人の我慢で解決しようとするのは本来おかしなことです。
ただ、園長や主任が問題の当事者である場合、園内での解決は難しくなります。その場合は、法人の本部、自治体の保育課、保育士の相談窓口など、外部の相談先を活用しましょう。
距離を取る工夫をする
シフトの調整で苦手な人と重なる時間を減らせないか、担当クラスやポジションの変更ができないか。直接関わる時間を物理的に減らすだけでも、ストレスは軽減されます。こうした調整を園長に相談してみるのも一つの手です。
園を変えるという選択肢
園内の努力で改善が見込めない場合、転園や転職を視野に入れることは合理的な判断です。「人間関係で辞めるのは逃げではないか」と悩む方もいますが、逃げではありません。自分の心と体を守る行動です。
次の園を選ぶときは、人間関係の問題が起きにくい環境かどうかを意識してみてください。具体的には、スタッフの人数と園児の人数のバランス、保育方針が明確かどうか、園長の人柄やコミュニケーションスタイル、スタッフの平均勤続年数(離職率が高い園は要注意)。見学のときにスタッフ同士のやりとりを観察すると、園の雰囲気がわかります。
あゆみの森こども園は園児28名にスタッフ13名。一人ひとりが担う役割が明確で、お互いの得意を活かしながらチームで保育を行っています。スタッフ同士の距離感がほど良く、困ったときに助け合える関係性があります。屋久島という環境で、都市部とは違うゆったりとした時間の流れの中で保育ができることも、人間関係に余裕を生む要因だと感じています。
自分を大切にすることが、良い保育につながる
保育士は子どものために尽くす仕事ですが、自分を犠牲にし続けると、いつか保育そのものが嫌いになってしまいます。人間関係で心がすり減っている状態では、子どもたちに温かい関わりを届けることは難しい。自分の心を守ることは、結果的に子どもたちのためにもなるのです。
今の環境がつらいなら、無理に耐える必要はありません。自分に合った場所は必ずあります。
新しい環境で保育を始めたい方へ
あゆみの森こども園では保育士を募集しています。屋久島の自然の中で、少人数の温かい保育を一緒にしませんか。
お問い合わせはLINE公式アカウントからどうぞ。お友だち登録で採用情報をお届けします。



