保育士の処遇改善があっても給料が低い?手取りを増やすためにできること

処遇改善があっても給料が低いと感じる理由

「処遇改善手当がついているはずなのに、手取りはあまり変わらない」。そう感じている保育士は少なくありません。ニュースでは「保育士の給与改善」「処遇改善加算の拡充」といった報道が流れますが、現場の実感との間にギャップがあることがあります。

なぜ処遇改善があっても給料が低いと感じるのか。その理由と、保育士が実際に手取りを増やすためにできることを考えてみたいと思います。

廊下に並ぶ収納棚と子どもたちの作品が飾られた園内の様子

給料が上がらないと感じる3つの理由

園の配分方針の違い

処遇改善加算は園に対して支給されるため、個々の保育士にいくら配分するかは園の判断に委ねられています。全額を給与に上乗せする園もあれば、一部を園の運営費に充てる園もあります。後者の場合、「処遇改善されているはずなのに実感がない」ということが起こります。

これは制度の構造的な問題でもありますが、園選びの際に「処遇改善の配分方法」を確認することで避けられる部分もあります。面接や見学の際に「処遇改善加算はどのように配分されていますか?」と聞いてみることをお勧めします。

基本給自体が低い

処遇改善手当が月に数万円ついていても、基本給が低ければ手取りは伸びません。求人票では「月給22万円(処遇改善含む)」と書かれていても、基本給は15万円で処遇改善手当が7万円、というケースがあります。基本給が低いと賞与の計算基準も低くなるため、年収全体で見ると思ったほど稼げないことがあります。

求人を比較するときは、基本給と手当の内訳をしっかり確認しましょう。処遇改善手当は制度変更で減額される可能性もゼロではないため、基本給がしっかりしている園のほうが長期的には安心です。

社会保険料や税金の増加

給与が上がると、それに伴って社会保険料や所得税も増えます。額面が増えても手取りはそれほど変わらない、ということが起こり得ます。これは保育士に限った話ではありませんが、もともとの給与水準が低い保育士にとっては、数千円の差がモチベーションに影響することがあります。

地杉の床と高い天井が特徴的なあゆみの森こども園職員寮102号室の広々とした室内

手取りを増やすために保育士ができること

キャリアアップ研修を受ける

処遇改善等加算Ⅱの対象になるためには、キャリアアップ研修の受講が必要です。研修を修了して副主任保育士などの役職に就くと、月額4万円の加算が受けられます。年間で48万円の差は非常に大きいです。研修の機会があれば積極的に受講することをお勧めします。

待遇の良い園を選ぶ

同じ保育士の仕事でも、園によって給与や待遇には差があります。処遇改善の配分が透明で、基本給がしっかりしていて、福利厚生が充実している園を選ぶことが、手取りを増やす最も確実な方法です。住宅手当や家賃補助がある園であれば、実質的な可処分所得はさらに上がります。

あゆみの森こども園では、基本給と処遇改善手当を合わせて月20万円程度を支給しています。賞与は年2回計2ヶ月分です。さらに、職員寮を用意しており、家賃は5万円ですが正職員には住宅手当があるため実質2万5000円程度で住むことができます。離島での生活は物価が高いイメージがあるかもしれませんが、住居費を抑えられることで、都市部で一人暮らしをするのと同等か、それ以上の生活水準を保てます。

お金だけではない「待遇」を考える

給与は大切ですが、待遇はお金だけではありません。残業の少なさ、持ち帰り仕事の有無、休暇の取りやすさ、人間関係の良さ、保育方針への共感。こうした要素を総合的に見て、「自分にとって働きやすい環境」を選ぶことが長く保育を続ける秘訣です。

給料が高くても毎日残業で疲弊する園と、給料は平均的でも定時で帰れて休日は自分の時間を楽しめる園。どちらが「良い待遇」かは人によって違います。自分にとって何が大切かを整理した上で、園を選んでみてください。


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