保護者対応のストレスで辞めたくなる前に|保育士が知っておきたい心の守り方
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保護者対応がうまくいかないとき、辞めたくなる前に
保育士を辞めたいと思う理由のひとつに、保護者との関係がうまくいかないことがあります。一度クレームを受けてから、その保護者と顔を合わせるのが怖くなった。些細な言葉に傷ついて、何日も引きずってしまう。そうした経験は、保育士として働く中で珍しくありません。
保護者対応のストレスは、子どもとの関わり以上に保育士のメンタルに影響を与えることがあります。でも、保護者対応が辛いから保育の仕事自体を辞める、というのはもったいない選択かもしれません。この記事では、保護者対応で心が折れそうなときに知っておいてほしいことをお伝えします。

クレームの裏側にある保護者の気持ち
厳しい言葉を投げかけてくる保護者に対して、「理不尽だ」「こちらも精一杯やっているのに」と思うのは当然の感情です。でも少しだけ、保護者の立場を想像してみてください。
多くの保護者は、仕事と育児の両立で疲れています。自分の子どもを他人に預けることへの罪悪感を抱えている人もいます。限られた時間の中で子育てと向き合う中で、余裕がなくなっている。そんなとき、園で何か問題が起きると、不安が一気に噴き出してしまうことがあるのです。
これは保護者を擁護しているのではありません。クレームを受けた保育士の辛さは本物です。ただ、「この人はなぜこんなに怒っているんだろう」と少し引いた視点で見ることができると、感情的に巻き込まれにくくなります。
保護者対応の上手な先輩から学ぶ
どんな園にも、保護者対応が上手なベテラン保育士がいるものです。その人が何か特別なテクニックを使っているかというと、そうでもないことが多いです。ただ、日頃から保護者との距離感が適切で、小さなことでもこまめにコミュニケーションを取っている。それだけのことだったりします。
お迎えのときに「今日、○○ちゃんがお友だちにおもちゃを譲ってあげていましたよ」と一言添える。登園時に「週末はどうでしたか?」と聞いてみる。こうした日常的な関わりの積み重ねが、いざという時のクッションになっています。特別な話術が必要なのではなく、「あなたのお子さんのことをちゃんと見ていますよ」というメッセージが伝わることが大切です。

環境を変えれば保護者との関係も変わる
保護者対応の悩みは、園の規模や雰囲気によっても大きく異なります。大規模園では保護者と保育士の関係がどうしても事務的になりがちで、顔と名前が一致しないまま数ヶ月が過ぎてしまうことも。そうした環境では、些細な誤解がクレームに発展しやすくなります。
一方、小規模園では保護者との関係が密接になりやすいです。毎日顔を合わせて言葉を交わす中で、自然と信頼関係が育まれます。あゆみの森こども園は園児28名の小さな園なので、保護者一人ひとりとの距離が近く、ちょっとした不安も早い段階でキャッチして対応できます。問題が大きくなる前に解消できるので、深刻なクレームに発展しにくい環境です。
保護者対応がうまくいく園の特徴
保護者対応を個人の能力に頼るのではなく、園全体の仕組みとして取り組んでいる園は、保育士のストレスが少ない傾向にあります。たとえば、クレームを受けた保育士を一人にしない、園長が間に入る体制がある、保護者への伝え方をチームで相談できる、定期的に保護者と対話する機会を設けているなど。こうした仕組みがある園では、保育士は安心して保護者と向き合えます。
あゆみの森こども園では、保護者参加の行事や親子活動を通じて、保護者と保育士が同じ体験を共有する場を大切にしています。一緒にペンキを塗ったり、一緒に野菜を収穫したり。そうした「一緒に何かをする」体験は、言葉だけのコミュニケーションよりも深い信頼関係を築いてくれます。
保護者対応が苦手でも保育士は続けられる
保護者対応が苦手だからといって、保育士としての力がないわけではありません。子どもと関わる力、観察する力、環境をつくる力。保育士に必要な能力はたくさんあり、保護者対応はそのうちのひとつに過ぎません。苦手なことがあるのは普通のことです。大切なのは、苦手を一人で抱え込まず、チームの力を借りられる環境を選ぶことです。
保育の仕事を続けたいあなたへ
あゆみの森こども園では、チームで支え合いながら働ける保育士を募集しています。保護者対応も含め、一人に任せきりにしない環境があります。
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園の日常はInstagramでも発信しています。



