2026年版|保育園の手作り給食ができるまで|自園調理の裏側と食育効果
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手作り給食の裏側にある、調理員さんの仕事
保育園の給食が「手作り」だと聞くと、保護者としては安心感があると思います。でも、その「手作り」の裏側にどれだけの工夫と手間がかかっているかを知っている方は少ないかもしれません。この記事では、自園調理の給食を支える調理員の仕事と、手作りだからこそできる食育について、あゆみの森こども園の現場からお伝えします。

朝から始まる調理の仕事
自園調理の調理員の朝は早いです。園児たちが登園する前から、食材の下ごしらえが始まります。野菜を洗い、切り、出汁を取り、ごはんを炊く。28名分の食事を一人で作るのは簡単なことではありません。メニューは栄養士の献立に基づいていますが、食材の仕入れ状況によって臨機応変に対応することもあります。「今日はこの魚がいいのが入ったから、予定を変更して焼き魚にしよう」。そういう柔軟さは、自園調理ならではのことです。
あゆみの森こども園の調理員は、子どもの食べる様子を直接見ることができます。「今日のサラダ、おかわりする子が多かったな」「煮物の味付けが少し濃かったかな」。そうしたフィードバックを次の献立に活かせるのは、同じ建物の中で調理しているからこその利点です。給食センターの調理員にはこの体験はありません。
アレルギー対応と個別配慮
食物アレルギーを持つ子どもが増えている今、給食のアレルギー対応は保護者にとって最も気になるポイントのひとつです。自園調理の場合、アレルギー食材の除去や代替食の準備を、調理員が直接行うことができます。
外部委託の給食では、アレルギー対応は事前の申請に基づいて画一的に行われることが多いですが、自園調理では「今日のメニューのこの部分だけ、この子には別のものを用意する」という細やかな対応が可能です。調理員と保育士が毎朝打ち合わせをして、アレルギーのある子の給食を確認する。そうした日々の積み重ねが、事故を防ぎ、保護者の安心を支えています。

地産地消と食育のつながり
あゆみの森こども園では、できるだけ地元の食材を使った給食を心がけています。屋久島の豆腐屋さんから仕入れる豆腐は、スーパーで買うものとは風味が違います。地元のパン屋ペイタの食パンは、子どもたちにも大人気。こうした「顔の見える食材」を使うことで、食への信頼感が自然と育まれていきます。
また、園の畑で育てたジャガイモが給食に出たり、味噌づくりで仕込んだ味噌が味噌汁になったりと、子どもたちが自分で育てた食材を食べる機会もあります。「これ、ぼくたちが掘ったジャガイモだ!」と嬉しそうに食べる姿を見ると、食育の成果を実感します。栽培から調理、食卓までのつながりを日常的に体験できるのは、自園調理の大きな強みです。
「おいしい」が育むもの
手作り給食は、子どもに「おいしい」という体験を毎日届けてくれます。それは単に味覚の話だけではありません。「自分のために誰かがつくってくれた」という安心感、「友だちと一緒に食べると楽しい」という社会性、「残さず食べられた」という自己肯定感。一回の食事の中に、子どもの成長につながる要素がたくさん詰まっています。
忙しい日常の中で、食事はつい「済ませるもの」になりがちです。でも保育園の給食の時間だけは、ゆっくりと味わい、友だちと会話し、食べることを楽しむ時間であってほしい。自園調理の手作り給食には、そんな願いが込められています。
あゆみの森こども園の給食を見てみませんか
園見学では給食の時間もご覧いただけます。手作り給食の温かい雰囲気を、ぜひ直接感じてみてください。
見学のご予約やご質問はLINE公式アカウントからお気軽にどうぞ。
給食の写真はInstagramでも時々紹介しています。



