2026年版|屋久島の春に出会える自然と子育ての日常

春が来ると島の空気が変わる

屋久島の春は、空気そのものが変わる季節です。冬の間はどこかキリッとしていた風が、2月後半あたりからふわっと柔らかくなります。朝、窓を開けたときに入ってくる風の匂いで「あ、春が来たんだな」とわかる。そういう季節の変化を五感で感じられるのは、屋久島で暮らしているからこその贈り物です。

子育て中の家庭にとって、春は気持ちも前向きになる季節ではないでしょうか。寒くて外に出るのが億劫だった冬が終わり、子どもと一緒に散歩したくなる。公園で遊ばせたくなる。屋久島ではそんな日が一年の中でとても多くて、3月から11月くらいまでは外遊びが快適にできる時期が続きます。

緑の葉が生い茂る屋久島の亜熱帯樹木

屋久島の春に出会える自然

屋久島の春は生き物たちの活動が活発になる季節です。ウミガメが産卵のために砂浜にやってくるのは5月以降ですが、3月から4月にかけても、ヤクシカが園庭の近くまで姿を見せたり、色とりどりの蝶が飛び回ったり、子どもたちが目を輝かせる出来事が次々と起こります。

あゆみの森こども園の近くには小さな川があって、春になるとそこでカニやエビを見つけることができます。「先生、カニがいた!」と興奮気味に報告してくる子どもの顔は、テレビや図鑑では得られないリアルな感動で満ちています。自然の中で「本物」に触れる体験は、子どもの記憶に深く刻まれるものだと感じています。

花と緑の中を歩く

春の屋久島は花の季節でもあります。ヤクシマヤマザクラ、ツツジ、サザンカ。道路脇にはガジュマルやアコウの新緑が広がり、どこを歩いても緑のトンネルの中を進んでいるような気分になります。あゆみの森こども園の森の活動では、こうした自然の中に出かけていきます。子どもたちは落ちている花びらを拾ったり、木の実を集めたり、自分なりの「宝物」を見つけて帰ってきます。

うっそうと茂る緑の中を進む屋久島の森の小道

春の暮らしのリアル

春の屋久島は過ごしやすい反面、注意点もあります。3月から梅雨入りの5月末にかけて雨の量が増えていくので、洗濯物が乾きにくい日が続くこともあります。湿度も高くなるので、カビ対策は島暮らしの基本です。こうした話は、移住前に知っておいたほうがいいリアルな情報だと思います。

でも、それを差し引いても春の屋久島の心地よさは格別です。窓を開けて風を通すだけでエアコンがいらない日が多いし、子どもは朝から夕方まで外で遊べる。夜は虫の声を聞きながら眠りにつく。そんな暮らしの積み重ねが、家族の時間を豊かにしてくれます。

花粉症が楽になった?という声

本土からの移住者で「屋久島に来てから花粉症が楽になった」とおっしゃる方が一定数います。屋久島のスギは本土のスギとは種類が異なるため、花粉の質が違うのではないかと言われていますが、科学的に確定した話ではありません。ただ、「マスクなしで春を過ごせるようになった」という声は、園の保護者からも聞こえてきます。花粉症に悩まされて春が苦手だった方にとっては、屋久島の春はちょっとした希望になるかもしれません。

尾之間の春の楽しみ

あゆみの森こども園がある尾之間集落は人口約680人の小さなコミュニティです。集落にはAコープ(スーパー)やパン屋のペイタ、食事処の味徳など、日常の買い物や食事には困りません。春になると、近くの畑で島の人たちがタンカンの収穫をしている風景が広がります。おすそ分けをいただくこともあって、島のコミュニティの温かさを感じる場面です。

仕事帰りに尾之間温泉(大人300円、尾之間区民は無料)で汗を流す習慣は、春になると一段と気持ちいい。ぬるめのお湯にゆっくり浸かって、帰り道で星を見上げる。そんな日常が、この集落にはあります。


屋久島での子育てや移住について

屋久島での暮らしや子育てに興味がある方は、まず情報収集から始めてみてください。あゆみの森こども園の見学も随時受け付けています。

お問い合わせはLINE公式アカウントからどうぞ。園のことだけでなく、島の暮らし全般についてのご質問も大歓迎です。

園の日常の様子はInstagramでも発信しています。

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