【2026年】離島で保育士として働くという選択肢|暮らしと仕事のリアル
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「離島で保育士」という働き方
離島で保育士として働く。そう聞くと、ちょっと特殊な選択に感じるかもしれません。でも実際は、都会の保育園で疲れてしまった保育士が新しい環境を求めて離島に移住するケースは増えています。自然に囲まれた環境で、少人数の子どもたちとじっくり向き合う保育。それを求めて島に来る人が、少しずつですが確実にいるのです。
あゆみの森こども園がある屋久島は、鹿児島県の離島で世界自然遺産の島としても知られています。ここでは園児28名に対して保育士5名、保育補助4名という体制で保育を行っています。一人ひとりの子どもの名前はもちろん、性格も好きな遊びもわかる。そんな距離感が、離島の保育園の日常です。

離島の保育で感じること
都会の園と離島の園で何がいちばん違うかというと、「時間の流れ」かもしれません。行事に追われて毎日バタバタ、ということが少なく、日々の保育に集中できる環境があります。あゆみの森こども園では発表会がなく、運動会も11月に行う程度。その分、子どもたちとの日常のやりとりに時間をたっぷり使えます。
もちろん離島ならではの不便さもあります。買い物の選択肢は限られるし、島外に出るにはフェリーか飛行機が必要です。コンビニの24時間営業もありません。最初は戸惑うこともあるかもしれません。でも、それ以上に自然の中で子どもと過ごす時間の豊かさが勝る——そう話すスタッフが多いのも事実です。島の暮らしに慣れてくると、都会の便利さよりも島の静けさのほうが心地よく感じるようになった、という声もあります。
生活面のサポート体制
離島への移住で心配になるのは住居のことだと思います。あゆみの森こども園では職員寮を完備しています。家賃は5万円(管理費5千円)で、正職員は住宅手当があるため実質半額になります。地杉を使った寮は温かみがあり、キッチンやバスルームも備わった快適な住空間です。園からは徒歩数分の距離にあるので、通勤のストレスもありません。
また、保育士資格をお持ちの方には就職準備金として40万円以内の支給制度もあります。移住にかかる引っ越し費用などに充てることができるので、経済的なハードルはかなり下がるはずです。

屋久島町の移住支援制度も活用できる
屋久島町には移住者向けの支援制度も充実しています。東京圏からの移住の場合、単身で60万円、世帯で100万円、18歳未満の子ども1人につき100万円の移住支援金があります。また、45歳未満の方を対象にした家賃補助制度や、月1万円で最長1年間のお試し移住ができる暮らし体験住宅制度も。園の就職準備金と合わせて活用すれば、移住にかかる初期費用はかなり抑えられます。詳細は屋久島町観光まちづくり課(TEL:0997-43-5900)にお問い合わせください。
離島での保育に向いている人
自然が好きな人はもちろんですが、「子ども一人ひとりとちゃんと向き合いたい」と思っている人に向いていると感じます。大規模園のように何十人もの子どもを同時に見る状況ではないので、丁寧な保育がしたい人にはぴったりの環境です。逆に、便利な都市生活が手放せない人や、にぎやかな環境が好きな人には合わないかもしれません。正直に言えば、離島の生活は向き不向きがはっきり分かれます。合わないと感じたら無理をする必要はありません。だからこそ、まずは情報を集めて、自分に合うかどうかを判断してほしいと思います。
まずは話を聞いてみませんか
離島での保育に少しでも興味がある方は、まず気軽にお話ししましょう。オンラインでの園紹介も行っています。
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